10月13日(日)ONE Championship 第100回記念大会「ONE:CENTURY 世紀」両国国技館大会で行われる修斗とPANCRASE王者同士による、4対4の全面対抗戦のカードが下記の通り、発表された。
会見冒頭、ONE Championshipのベルトを肩にかけて登壇した秦アンディ英之ONE JAPAN社長が、「世界と戦うために、日本格闘技を盛り上げるためには日本人選手の活躍が必須。修斗とPANCRASEで頂点を極めた選手により輝いてほしい。次なるステージでこのベルト(ONE)を掲げてほしい」と対抗戦の意図を語ると、続けて修斗の坂本一弘サステイン代表とPANCRASE酒井正和代表が登場。対抗戦に向けて抱負を語った。
坂本代表は「修斗30周年の今年、ONE100回という節目の大会を日本でやっていただき、日本の格闘技を重視していただいていると感じずにはいられません。老舗同士、日本で切磋琢磨してきたPANCRASEさんと修斗がこのように対抗戦ができることは自分にもたぎるものがあります。日本の格闘技をより熱くできると思います」と、対抗戦に“たぎる”という言葉でその意気込みを表現。
酒井代表も「PANCRASEと修斗は正直言って仲が悪いというか、コミュニケーションを取っていませんでした。いつかは一緒にやらないといけないと感じていました。ONEというキーワードを通じて対抗戦ができることに感謝しかありません。勝ち負けよりもアーティスティックな試合になると思います。世界の人が見て、日本ってすごいなと思ってもらえる試合を実感していただければと思っています」と、両団体の王者同士による全面的な対抗戦の意義を語った。(※各選手インタビューは後日掲載)
【修斗vsPANCRASE 全面対抗戦】
▼ONEストロー級(※61.2kg)5分3R猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)北方大地(パンクラス大阪稲垣組)
▼ONEバンタム級(※65.8kg)5分3R佐藤将光(FIGHT BASE)ハファエル・シウバ(ASTRA FIGHT TEAM)
▼ONEライト級(※77.1kg)5分3R松本光史(フリー)久米鷹介(ALIVE)
▼ONEウェルター級(※83.9kg)5分3Rエルナニ・ペルペトゥオ(ノヴァ・ウニオン)手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)
【既報カード】
▼ONEライト級(※77.1kg)ワールドGP決勝 5分3Rエディ・アルバレス(米国)ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)
▼ONEフライ級(※61.2kg)ワールドGP決勝 5分3Rデメトリアス・ジョンソン(米国) ダニー・キンガッド(フィリピン)
▼ONE世界女子アトム級(※52.2kg)選手権試合 5分5Rアンジェラ・リー(米国)ション・ジンナン(中国)
▼ONE世界ライトヘビー級(※102.1kg)選手権試合 5分5Rアウンラ・ンサン(米国)ブランドン・ヴェラ(米国)
▼ONE世界バンタム級(※65.8kg)選手権試合 5分5Rビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
▼ONEフェザー級キックボクシング・ワールドGP決勝戦 3分3R8.16 バンコク大会の勝者同士が対戦ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)vs. ジョー・ナタウット(タイ)の勝者サミー・サナ(フランス)vs. ジャバル・アスケロフ(ロシア)の勝者