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【RTU】2日目フライ級で21歳の鈴木崇矢がオトゴンバートルを初回TKO! 内田タケルが78秒一本勝ち。亮我がスプリット判定負け、小田魁斗が判定負け。 女子ストロー級で万智がTKO勝ち、松田亜莉紗はメン・ボーに判定負けで初黒星

2026/05/29 18:05
 2026年5月29日(金)日本時間19時から、中国・マカオのギャラクシー・アリーナにて『ROAD TO UFC シーズン5』「オープニングラウンドDay2」(U-NEXT配信/UFC Fight Pass配信)が開催された(※初日は日本勢が1勝4敗)。  フライ級で鈴木崇矢、内田タケルがフィニッシュ勝利も、亮我、小田魁斗が判定負け。女子ストロー級では万智がTKO勝ちも松田亜莉紗が判定負け。2日目は日本勢が3勝3敗で、初日と合わせて11人の日本人選手の1回戦は4人が勝ち上がり、4勝7敗となった。 【ROAD TO UFCシーズン5準決勝予定】※変更の可能性あり ▼フェザー級準決勝 5分3Rジョージ・マンゴス(豪州)9勝1敗アヘジャン・アイリヌアー(中国)17勝3敗 ▼フェザー級準決勝 5分3Rダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)11勝2敗ソン・ヨンジェ(韓国)10勝1敗1分 ▼バンタム級準決勝 5分3Rカシブ・マードック(ニュージーランド)8勝0敗ラビンドラ・ダント(ネパール) ▼バンタム級準決勝 5分3R田嶋 椋(日本)11勝3敗チュングレング・コレン(インド) ▼フライ級準決勝 5分3Rジー・ニウシュイエ(中国)17勝4敗内田タケル(日本)8勝2敗 ▼フライ級準決勝 5分3Rジョセフ・ラルチネーゼ(豪州)6勝0敗鈴木崇矢(日本)8勝1敗 ▼女子ストロー級準決勝 5分3Rファリダ・アブドゥエヴァ(キルギス)8勝1敗パク・ボヒョン(韓国)9勝3敗 ▼女子ストロー級準決勝 5分3Rメン・ボー(中国)23勝8敗福田万智(日本)11勝2敗 [nextpage] 5月29日『ROAD TO UFC シーズン5』Day2 速報 ▼女子ストロー級 5分5R ※選手名から前戦〇シー・ミン(中国)18勝6敗(UFC 2勝1敗)115lbs/52.16kg[1R 3分12秒 肩固め]×プジャ・トマル(インド)9勝6敗(UFC 1勝2敗)115.5lbs/52.38kg  1R、トマルはサイドキック。アグレッシブに蹴りで前に出るシー・ミン。左で差して小外刈テイクダウン。  トマルはハーフからフルガードに。ニーシールドから潜り、オクトパスガードも狙うが、シー・ミンは剥がして寝かせて肩固めに。絞めながらハーフからパスしてサイドに。左手を側頭部につけて防御のトマルだが、サイドから絞めたシー・ミンがタップを奪った。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R(RTU 4 決勝)×イン・シュアイ(中国)18勝7敗 125lbs/56.69kg[1R 1分48秒 TKO] ※パウンド〇ナムスライ・バトバヤル(モンゴル)10勝1敗 126lbs/57.15kg※バトバヤルが25年度フライ級優勝。UFCと契約  1R、バトバヤルは左カーフから右フック、シュアイは左フックを当てる。バトバヤルの左ローに左ストレートを当ててダウンを奪うシュアイ。立つバトバヤルは、左ロングフックから右フックを当ててダウンを奪い返すと、シュアイもブリッジをするように足を戻して立ち上がり。トップを取り返そうとするが、すぐにシングルレッグで持ち上げ崩すバトバヤル。  左足をシングルレッグで持ち上げるバトバヤル。右手右足をマットに着いて残すシュアイだが、そこにバトバヤルは左ヒザ。崩れたシュアイに左のパウンドを連打し、レフェリーが間に入った。シュアイは反則ヒザとアピールするが、グラウンド状態ではない正当な攻撃。  本戦契約を勝ち取ったバトバヤルは「この瞬間のためにハードな練習をしてきた。自分はUFCに相応しい」と語った。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇ジー・ニウシュイエ(中国)17勝4敗 126lbs/57.15kg[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×小田魁斗(日本)8勝3敗 125.5lbs/56.92kg  GRACHANフライ級王者の小田は、GRACHAN連勝から24年4月と6月の『ONE Friday Fights』で豪州のクーパー・ロイヤル、ベトナムのトラン・ゴック・ルオンを相手にいずれも判定勝ち。24年12月『GRACHAN Presents: HELIOS』でフライ級1位の道端正司に3R TKO勝ちで暫定王座につくと、25年6月に御代川敏志との「GRACHANフライ級王座統一戦」で1R TKO勝利。統一王者となった。  25年10月『ROAD TO UFC』出場を目指し、UFCが注目する中国『JCK』で中国のアイディン・トフタルベクと対戦。序盤は攻勢に立つも、予想外のブレークの早さから打撃を被弾し、スタミナを消耗。2、3Rを獲られて敗れた。26年2月のGRACHANで小林大介に3R 右ストレートでTKO勝ちで再起を遂げている。  中国のジー・ニウシュイエ(16勝4敗)は、散打ベースでUFCファイターのスムダルジも所属するエンボーファイトクラブ所属。2023年から2年連続でRTUに出場しており、23年5月にビリー・パスラタンを1R TKO、8月にチェ・スングクに判定勝ちで2連勝も、24年2月に鶴屋怜に1R TKO負け。5月にチェ・ドンフンにスプリット判定負けで2連敗。  その後、バリCanggu Fight NightでかつてONE FFやPANCRASEにも参戦したコルトン・キエルバサに判定勝ち、中国BRAVE CFでルサンド・ビコ、Longsan Fightで吉田開威にいずれも判定勝ちで3連勝。3度目のRTU出場を決めた。  サウスポー構えから左ストレート、左ハイと左の攻撃を主武器とするが、右ジャブ、右の関節蹴りも鋭く、カウンターの左右はストレート、ボディ打ちと打ち分けるなど蹴りのみならずボクシングの上手さも持つ。対する小田は自身の強い組みをいかに近い距離の打撃に活かすか。  1R、オーソの小田にサウスポー構えのニウシュイエ。先にワンツーで入る小田。ニウシュイエも左で押し戻す。右を強振して組んだ小田。左で差して体を入れ替えたニウシュイエに右小手の小田。左で肩パンチ。かんぬきから四つに腰を引くニウシュイエ。離れる。  ワンツーの左のニウシュイエに右を振って飛び込む小田に、ニウシュイエはシングルレッグテイクダウン! 場内は大歓声。座る小田のバックにつくが小田は立ち上がり。片足を抱え上げて崩すニウシュイエ。その都度戻す小田をニウシュイエは片足を持って崩す。ケージ背にヒジを打ち込む小田は前に。左右フックもニウシュイエが右フックでダウンを奪う。すぐに立つ小田がバッククリンチもブザー。ニウシュイエのラウンド。  2R、左ミドルから歩いてワンツーのニウシュイエ。前に出て組むと押し込むニウシュイエは左を当て、さらに左ヒザを見せる。さばいている小田だが受け身に。右フックの小田に左ボディを突くニウシュイエ。  小田は組むも体を入れ替えるニウシュイエ。組んで互いに肩パンチ。小田はヒザ、肩パンチもケージ背にしてのもの。ニウシュイエに首相撲ヒザ。さらに右ミドルもそこにシングルレッグの小田にスクランブルで上の取り合いからバックに回るが、足をかけさせずにトップを取るニウシュイエ!  背中を着いてガードの小田にニウシュイエの左ヒジに大歓声。亀になって立つ小田は正対して右で差して上に。パウンド、バックからリアネイキドチョーク狙いもブザー。最後に反撃もニウシュイエのラウンドか。  3R、詰める小田にカウンターで組んでバックを奪うニウシュイ。ボディロックからバック狙い。しかしそこでシングルレッグの小田は尻を着かせる。すぐに立つニウシュイに左足をかけて崩して引きずり込む形もトップを取るニウシュイ。  ここもシングルレッグの小田。右で差して押し込み。左小手の投げのニウシュイ。残す小田はダブルレッグへ。バッククリンチからヘンゾロック。しかし崩されずに立つニウシュイは正対。ケージ背にする小田にシングルレッグからバック狙いも前に落とした小田がスクランブル。グランビーロールも下になる小田。  ニウシュイエのヒジに小田は出血。立とうとする小田にパウンドでブザー。判定3-0(30-27×2, 29-28)でニウシュイエが勝利。当初のトーナメント表通りなら内田タケルと対戦へ。  試合後インタビューで、スクランブルのなか勝負を分けたのはと聞かれ、「自分に流れている血だ。この地で負けるわけにはいかない。自分のことをUFCに相応しくないと思っている人もいるようだけどそんなことない。自分がUFCに行く」と語った。 [nextpage] ▼女子ストロー級(52.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇ファリダ・アブドゥエヴァ(キルギス)8勝1敗 116lbs/52.61kg[1R ノーコンテスト 2分02秒 TKO]※アブドエヴァのアイポーク×フォン・シャオツァン(中国)11勝5敗 116lbs/52.61kg  1R、サウスポー構えのシャオツァンは左インロー。オーソのアブドエヴァも右インロー。左フックから右も、懐深いシャオツァンは長い左を突く。中に入るアブドエヴァの左指がアイポークに。中断。  シャオツァンは続行不可能で試合はノーコンテストに。試合後、アブドエヴァのアイポークではなくパンチと判断され、アブドエヴァが準決勝進出。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×有本亮我(日本)10勝2敗2分 125.5lbs/56.92kg[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇ジョセフ・ラルチネーゼ(豪州)6勝0敗 125lbs/56.69kg  亮我は、現修斗世界フライ級王者。スピードと殺傷能力の高い打撃を武器に2023年に新人王タイトルを獲得。翌年にインフィニティリーグにエントリーするもここで須藤晃大を相手に判定負けで自身初の黒星を喫し、準優勝という結果に。その後、大竹陽、黒石大資、高岡宏気を相手に3連勝を飾りトップコンテンダーのポジションを獲得。25年11月に修斗世界フライ級王者の関口祐冬に挑戦。3R、リアネイキドチョークで一本勝ちし、ベルトを巻いた。  注目の豪州から、MMA5勝0敗でEternal MMAフライ級王者のジョセフ・ラルチネーゼが参戦。かつて猿飛流や谷口武を下しながらもDWCS2024で敗れた王者アンソニー・ドリリッチと26年1月に対戦し、3R TKO勝ちでベルトを巻いている。ここまでプロ5戦を全試合フィニッシュ勝利している強豪だ。  1R、ともにオーソドックス構え。右ローのラルチネーゼ。さらに右の飛び込み。さばく亮我の右カーフイに、亮我は左フック。さらに右から左フック。しかしラルチネーゼも強い左フック。亮我は遠間からのダブルレッグでドライブするが切ってトップに。  亮我はケージ背に座ると、両足をまとめたラルチネーゼ。右で頭を抱える亮我。左小手で立とうとするとそこにヒザのラルチネーゼ。  離れた亮我。左ジャブのトリプルのラルチネーゼ。亮我は後手に。ワンツーからカーフ、ボディストレートも。その入りに亮我は左右。ラルチネーゼが右ローでブザー。亮我は鼻血。  2R、圧力をかける亮我に、手数多く返すラルチネーゼ。そこに右回りで外して押し戻す亮我は左ボディ。ラルチネーゼは右オーバーハンド。ブロッキングの亮我。追うとそこにダブルレッグテイクダウンはラルチネーゼ。すぐに立つ亮我は押し込みヒザ。  左ボディストレート、ジャブと打ち分けるラルチネーゼに亮我はワンツーから連打に。ブロッキングのラルチネーゼをさらに圧力をかけて左ボディ、首相撲ヒザ。  打ち合いで左フックのラルチネーゼに、亮我も右を返すとラルチネーゼはダブルレッグテイクダウン。すぐに立つ亮我はプレッシャーをかけ続ける。右カーフのラルチネーゼ。左をガード上に突く。さらに左を当てた亮我だが詰めたところにラルチネーゼは右アッパー!  亮我は右の飛び込みも潜るラルチネーゼ。互いに苦しい打ち合いから首相撲ヒザを混ぜた亮我は左ボディ! しかしラルチネーゼも戻す。亮我が取り返したラウンドか。  3R、圧力をかける亮我、ラルチネーゼは左ハオをガード上に。亮我のパンチに組んだラルチネーゼ。しかしここで小外テイクダウンは亮我! バックに回るがラルチネーゼもスクランブルで立ち上がり。左フックを当てた亮我。ラルチネーゼは右カーフ。二段蹴りの亮我。首相撲ヒザ。さらに頭が下がってきたラルチネーゼにヒザ、ボディ打ちで詰める。  ワンツーの右を当てた亮我は縦ヒジ、さらに首相撲ヒザで押し込む。離れたラルチネーゼに左ボディ! 下がったラルチネーゼにラッシュも組んだラルチネーゼも離れ際に左。しかし詰める亮我は前に。左フック、左ハイ。ラルチネーゼは左ジャブを返すが、左アッパー、左ヒジで前に!  飛び込む左、右アッパーに回ったラルチネーゼはダブルレッグ。これをケージ際で切った亮我は左アッパー! さらに右から左アッパーで飛び込みブザー! 亮我のラウンドに。  判定2-1(29-28×2, 28-29)でラルチネーゼが勝利。「相手がタフだった。(次戦の鈴木について)日本人、連れて来いよ」と語った。 [nextpage] ▼女子ストロー級(52.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇メン・ボー(中国)23勝8敗 115.5lbs/52.38kg[判定3-0] ※30-27×3×松田亜莉紗(日本)8勝1敗 115.5lbs/52.38kg  MMA8戦無敗の松田は、高校時代から硬式野球を始め、2013年から女子プロ野球チームの京都フローラに入団。2年目となる2014年には300を超える打率を維持し、ジャパンカップ個人賞の外野手を受賞した。  2017年12月に、MMAファイターになるために女子プロ野球を引退。ハワイHMCでMMAを学び、2019年に結婚・出産を経験し1年間産休を挟み、2020年からMMAの練習を再開。元修斗世界ライト級王者の中蔵隆志代表率いるBLOWS所属で、MMAアマチュア2勝、2023年11月に万智を破り、プロ4連勝無敗でDEEP JEWELS ストロー級暫定王者となった。2024年3月と12月のDEEP大阪大会でタイのマドンナ、韓国のエリザベスにいずれも1R TKO勝ちで6連勝。  2025年5月の『ROAD TO UFC』のワンマッチで24年準優勝のファン・シャオツァン(中国)にスプリット判定勝ちを収めたが、UFCとの契約はならず。26年2月、カザフスタンの強豪トゥルサンを下し、Cage Fury FCストロー級王座戴冠。今回のRTU本戦出場を決めた。  対するメン・ボーは、ONEで6勝4敗。ティファニー・テオに2R 一本負け後、ジェネリン・オルシムに1R KO勝ち。ダヤン・カルドーゾに判定勝ちで2連勝。その後は対日本人連戦で、三浦彩佳に1R あやかロックを極められ一本負けも、25年1月には澤田千優の組みを切って打撃を当ててグラウンドでもトップから攻めて判定勝ちを収めている。25年3月の前戦では、今回のUFCマカオ大会でアンジェラ・ヒルと対戦するション・ジンナンとONEアトム級(※52.2kg)で対戦し、判定負け。今回はストロー級で戦う。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るメン・ボーに遠間から左右にステップの松田。右オーバーハンドを突く。関節蹴りの松田にメン・ボーは右ロー。圧力をかける。さらに右カーフ。松田は右のフェイント。さらに右オーバーハンドをガード上に。  メン・ボーはプレス。松田は右オーバーハンドからニータップも切るメン・ボー。松田はカーフを当てる。メン・ボーは右で飛び込み。メン・ボーはインロー。組んだ松田に両差しのメン・ボーはテイクダウンもすぐに立つ松田。右ヒザのメン・ボーは大内刈も狙う。松田は崩れずブザー。中蔵代表は「小さく入って行こう」と指示。  2R、互いに右ロー。メン・ボーの右ローに松田も左ジャブを突く。プレッシャーをかけるメン・ボーは「来い」と両手を小さく広げる。松田に「もう1歩入れ」という中蔵代表。右オーバーハンドから組んだ松田に体を入れ替え四つのメン・ボー。崩しも残した松田。離れ際にヒジ。  松田は右オーバーハンドから組み、離れるメン・ボーは右カーフをヒット! バランスを崩した松田にさらに右カーフ。サークリングする松田。メン・ボーは右カーフ。「中に入って打ち合え」という声。メン・ボーはさらに右カーフ。右三日月蹴り。詰めるメン・ボーを押し返して組むが切られる。右から左のメン・ボー! 左を振る。  3R、左ボディストレートから右で前に出る松田に大内刈テイクダウンのメン・ボー。ケージ使い立つ松田にヒジで離れたメン・ボー。なおも前に出て組む松田。四つから力強く組むメン・ボー。  ケージ背に差し返そうとする松田。ヒジ。右オーバーハンドをかすめた松田だがそれをひきずり倒したメン・ボー。下の松田はラバーガードからフルガードで下からヒジ。両足を鼠径部に当てて立とうとするが、メン・ボーは中腰で足を外してトップキープ。  蹴り上げに離れたメン・ボー。松田は右ストレートから前蹴り。右ロー。そこにカウンター狙うメン・ボー。圧力をかける松田だが、組むと右で差して押し込むのはメン・ボー。左小手の松田に左差しに変えたメン・ボー。松田は左ヒジで突き放す。  前に出る松田だが、メン・ボーが右を返してブザー。判定3-0(30-27×3)のフルマークでメン・ボーが勝利。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇鈴木崇矢(日本)8勝1敗 125lbs/56.69kg[1R 4分36秒 TKO] ※右アッパー→パウンド×オトゴンバートル・ボルドバートル(モンゴル)6勝1敗 125lbs/56.69kg  フライ級トーナメント1回戦にして、事実上の決勝戦の呼び声も高い強豪同士の対戦。  21歳の鈴木崇矢は、幼少期より極真空手を始め、ABEMA『格闘代理戦争』『格闘DREAMERS』で活躍後、アマチュアMMA『EXFIGHT』を経て、22年4月に『POUND STORM』でプロデビュー。当時MMA3勝2敗の海飛に右ボデイからの連打で敗れたものの、以降は6連勝中。2023年にはJ-MMA Rookies CUPフライ級トーナメントで小田魁斗、しゅんすけ、金井一将を撃破し優勝。  24年1月の修斗で宮城友一に4秒跳びヒザでKO勝ちすると、25年4月の前戦キルクリフFCで開催の『XFC Young Guns』では、3勝無敗のガブリエル・ベロミニ(アルゼンチン)を相手に1R 右フックからのパウンドでTKO勝ち。  米国フロリダのキルクリフFCで練習を続けると、2026年1月、米国『Fury FC 113: Kamara vs. Silva』のコメインイベント「Fury FCフライ級タイトルマッチ」(5分5R)に出場。5勝無敗のフィゲレードを2R TKOに下し、FURY FCフライ級王座についた。  モンゴルのオトゴンバートルは23歳のMGL-1 FC&GLADIATORフライ級王者。3月の『GLADIATOR』で久保健太からオーソから左の二段蹴りでダウンを奪い、最後はギロチン葬。7月に和田教良に左ハイからパウンド&ヒジでTKO勝ち。10月の『Breakthrough Combat』でも風我に判定勝ち。25年1月のGLADIATORで、今回のRTUのバックアップファイターの今井健斗を1R 左ヒザでTKOに下した。その後、母国MGL-1 FCでキック戦でも2R KO勝ち。25年11月の前戦では6勝2敗だったモゥンフジャルガル・バトスフに1R ボックス・ギロチンを極めてMGL-1 FCフライ級王座についた。伊澤風我戦以外の5試合をフィニッシュ(2KO・TKO。3SUB)している。  1R、サウスポー構えの鈴木に、オーソのオトゴンバートル。いきなり後ろ回し蹴りを見せた鈴木は左インローも。オトゴンバートルも右ミドルからバックブローを見せるが見切る鈴木。左ローのオトゴンバートル。さらに右インロー。鈴木も左ストレート、左ヒザ。  右から左のワンツーは鈴木。オトゴンバートルは右ミドルをヒット。左ローも。鈴木の入りにバックヒジを狙う。ワンツーで組んだオトゴンバートルに押し込みヒジは鈴木。差させないオトゴンバートル。離れた鈴木は左ストレートを置く。オトゴンバートルのワンツーをかわす鈴木。  近づき組みのオトゴンバートルの右小手も離れる鈴木。鈴木の右に腰を落とす! 深追いしない鈴木はオトゴンバートルにの左右の前進に間合いを保ち。オトゴンバートルの右をさばく。  さらに鈴木は右フックから左ボディを効かせると、カウンターの左ストレート、左の三日月蹴りも。オトゴンバートルの入りにカウンターの右を打ち抜いた鈴木! 崩れてきたオトゴンバートルを回して倒してパウンド連打! 鈴木が準決勝進出を決めた。  試合後、鈴木は英語で「UFC王者になるためにここにいる。俺が将来のUFCフライ級チャンピオンだ!(KOの瞬間は)よく分からない」と語り、最後に「ありがとうございます」と日本語で語った。またバックステージでは「こっからもっと強い自分を作っていきます」と語っている。 [nextpage] ▼女子ストロー級(52.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×ドン・フアシャン(中国)14勝4敗 115.5lbs/52.38kg[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇パク・ボヒョン(韓国)9勝3敗 114lbs/51.70kg  1R、サウスポー構えから詰めて左ストレートを届かせるフアシャン、3発目から組むが、突き放したパクがオーソから喧嘩四つの前手争いで押し戻す。ワンツーの右に、フアシャンは左を狙うと、スイッチしてシングルレッグテイクダウン。  立つパクをさらにボディロックテイクダウン。パクはバタフライガードで立ち上がり、すぐに左右で詰めるが押し込まれたフアシャンは離れる。  右から左のフアシャン。パクはショルダーガード。フアシャンの左ミドルにパクは右ストレートを突く。下がったフアシャンだが、一転ニータップでテイクダウンも、すぐに立つパク。  2R、左ジャブ、右ローで前に出るパク。フアシャンは左ストレート、パクもバックステップ、さらに入ってフアシャンのニータップを2度切る。フアシャンのアイポークで中断。  注意を受けて再開。右ストレートのパク。ファシャンも細かいバックステップから左から右を振る。さらに左を振って組みも切るパク。今度はヒザ着きでボディロックで押し込むファシャン。突き放すパクはワンツースリーフォーの連打で前に。そこに小外刈テイクダウンのフアシャンだが、すぐに立つパク。  バッククリンチさせずに正対したパク。前に出て右アッパー、右ヒザ。さらに組んで足をかけて崩してブザー。  3R、前手争いから左ジャブを突くパク。左ストレートを伸ばすフアシャン。パクの入りに左を、胸元につくと、跳びヒザで押し戻す。右オーバーハンド、右ミドルを突くパク。さらに右アッパー、左フックにフアシャンは後退。  頭を下げるようになってフアシャンに下から突く。しかしフアシャンはダブルレッグテイクダウン! 座って足を抜いてすぐに立つパク。体を入れ替えて左で差して右でヒジ・ヒザ。  押し戻すフアシャンを左で差して押し込み、右ヒザ。首投げのフアシャンにパクは同体で頭を着くと、左で差して立ち上がり。右で差して押し込み左パンチ。体を入れ替えるフアシャンを入れ替えて押し込み、フアシャンのダブルレッグをを切って打ち合いに応じてブザー。  判定2-1(29-28×2, 28-29)でパク・ボヒョンが勝利。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×エロス・バルーヤット(フィリピン)7勝0敗 125lbs/56.69kg[1R 1分18秒 リアネイキドチョーク]〇内田タケル(日本)8勝2敗 125lbs/56.69kg  内田は、扇久保博正のスパーリングパートナーを務め、グラップリングでも活躍する寝技師。2022年のRTUワンマッチで一本勝ち。26年2月のLemino修斗で、23年9月に大竹陽にリアネイキドチョークで一本勝ち以来、2年5カ月ぶりのMMA復帰戦を行い、青井心二に1R 腕十字で一本勝ち。サバイバートーナメント2回戦進出を決めていたが、RTU出場が決まり、もともとの条件通り、Lemino修斗から快く送り出されている。  フィリピンのバルーヤットは7戦無敗。Submission Sport Philippines所属で7勝中6つの一本勝ちをマークしている。MMAで2度のヒールフックを極めており、そのうちの一つは『ONE Friday Fights 87』でチャンギ・カラ=オールをサドルロックから内ヒールに極めたもの。その後、25年5月にレネ・カタランJrにガードからの腕十字で一本勝ち。12月の前戦で元ONEのエリピツア・シレガーに50/50から内ヒールで一本勝ちしている。内田とは寝技合戦になるか。  1R、サウスポー構えから左ハイ、打撃から入る内田はダブルレッグテイクダウン。バルーヤットのギロチンを抜いて、バルーヤットのスイッチを利用してバックを奪い、両足をかけてリアネイキドチョークを極めた。  試合後、内田は「相手がグラップラーとはいえ形にハマれば1Rでフィニッシュできるかなと思ってました。昨日、日本人選手ほとんど負けちゃって、フライ級はUFCでも活躍している選手がいるので、4人とも勝ち上がりたいと思います」と語った。 [nextpage] ▼女子ストロー級(52.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇福田万智(日本)11勝2敗 115lbs/52.16kg[2R 1分53秒 TKO]×アネリヤ・トクトゴノバ(キルギス)6勝2敗1分 115lbs/52.16kg  万智は、柔道で中2で県大会1位に。高3からMMAを始め、DEEP JEWELSアマチュアを経て、2022年11月、19歳でDEEP JEWELS 39でプロデビュー。ARAMI、HIME、キム・ユジョンを破り、2023年10月、RIZIN初参戦で渡辺彩華に判定勝ちでプロ4連勝。11月のDEEP JEWELSストロー級暫定王座決定戦で松田亜莉紗に2-3のスプリット判定負けで戴冠ならず。24年5月に松田が王座返上したベルトをパク・シウと争うも、判定1-4の惜敗で悲願ならず。  その後、DEEP JEWELSでスーリ・マンフレディ、アム・ザ・ロケットから一本勝ちを収め、25年3月のRIZIN香川大会では修斗IL優勝のパク・ソヨンを2R パウンドアウト。  続く6月のRIZIN北海道大会でもPANCRASE王者のソルトに判定3-0で完勝するなどストロー級で国内敵なしに。2025年9月にパク・シウの王座に挑戦、判定3-2でリベンジ。3度目のチャレンジで第5代ストロー級王者となった。26年2月の前戦ではキム・ダンビを1R ギロチンチョークに斬って落としている。  当初、万智と対戦予定だったフォン・シャオツァン(中国)がファリダ・アブドゥエヴァ(キルギス)との対戦に変更。それに伴い、万智はキルギスのアネリヤ・トクトゴノバ(6勝1敗1分/1KO 4一本勝ち)と対戦することに。トクトゴノバはWEFフライ級王者。  23年2月のNAIZA FCで韓国のソ・ユダン(※24年のRTUでシー・ミンに判定負け)に判定負けも、以降は負け無し。23年3月のOne Friday Fights 11ではアレクサンドラ・サビチェバにリアネイキドチョークで一本勝ち。  1分を挟み、24年1月のWEFでバックマウントからのポウンドで2R TKO勝ちし、フライ級王座獲得。24年5月のUAE Warriors 50でエリン・オベルグに3R リアネイキドチョークで一本勝ち後、2年ぶりの試合となる。  バックを奪われると危険なトクトゴノバを相手に万智はポジションを譲らず、MMAの進化を見せるか。  シェフチェンコが見守るなかトクトゴノバが先に入場。万智には弥益ドミネーター、津田勝憲コーチがつく。  1R、ともにサウスポー構え。万智は右インローから。右から左アウトロー。蹴りにトクトゴノバは左ストレートを狙う。ローにパンチ。万智はボディストレート。さらに左ストレートを届かせる。  トクトゴノバはシングルレッグを見せる。間合いを取った万智はダブルレッグテイクダウン。互いに外ヒールから立ち上がり。バッククリンチの万智。ヒザを突き、大外刈テイクダウン。  仰向けにガードのトクトゴノバにパウンド。立つトクトゴノバは前転足関節狙いも切る万智がバッククリンチから足を払い再三テイクダウン。さらにヒザ蹴り。トクトゴノバは前転してのヒザ十字狙いに万智はストレートフットロックから立ち上がり。背後から小外で崩すが、またもトクトゴノバは前転ヒザ十字へ。深く入るが、万智のヒザは曲がっている。  2R、ローから入る万智は早々にシングルレッグテイクダウン。鼻血のトクトゴノバにマウントでパウンド。足を戻すトクトゴノバの腰を右で抱き、左でパウンド連打! またも潜り足関節狙いのトクトゴノバを潰してパウンド。サイドバックからパウンド。いったんケージの中央に引き出してサイドバックからパウンドで、レフェリーのシャオリンがストップ。  2R 1分53秒、万智がTKO勝ち。試合後「ハーイ、万智です。ベリーベリーハッピー。試合を見てファンになってね。インスタグラムをフォローしてね」と英語で語ると、続けて日本語で「イメージ通りのフィニッシュでした」と語った。
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