ケラモフ、朝倉未来とはやってみたい
「ケラモフ? もちろん、やらせてもらえるなら。11月の結果次第で。(ケラモフと鈴木の)どっちがいいというのはあんまり無い。勝った方が強いんで、強い方とやりたい。やっぱりケラモフの方が有利になるとは思いますけど、相性的に。ケラモフとはやってみたい。勝てる部分は全然あると思うし、そんなすぐに取られることはない。また息子に『朝倉未来に勝った外国人とやるんでしょ』って言われるけど」と、アゼルバイジャン大会後にベルトを巻いている王者、とりわけケラモフと勝負をしたい思いを語っている。
そして、当初、RIZINフェザー級戦線に参戦したときに強さを確認したい、と語っていた相手──朝倉未来との対戦も視野に入れる。
「負けて休んでる場合じゃないですよね。練習しないと」と、朝倉に奮起を促す金原は、後輩の未来との試合について「あー、やってみたいですね。僕、一回、話来てましたよね。すごい昔。だって何年かな、(朝倉兄弟が)東京に来たときは、結構一緒に練習してたんですけど、もう5、6年くらい一緒に練習していない。どれくらい強くなっているのか、やってみたい。一緒に練習していると海も含め、その凄さは分からないけど、静岡でメインをやっているときに未来の(人気の)凄さを感じましたね」と、その成長具合を肌で感じたいとした。
榊原信行CEOは、金原の次戦について、「(ケラモフvs.鈴木の)勝った方とやった方がいい」と、タイトルマッチになる可能性を示唆。さらに、「我々からするとBellator勢だったり、米国のトップコンテンダーたち、ニューカマーをこれからフェザー級に呼びたい」と、混戦模様のフェザー級に、さらなる強豪海外選手を招聘したいとも語っている。
対日本人に圧倒的な強さを見せていたクレベルを金原が撃破したことで、RIZINフェザー級のトップは、ケラモフ、金原正徳、クレベル・コイケ、鈴木千裕、朝倉未来がトップ5となるか。
10月1日にアラン・ヒロ・ヤマニハ戦を迎える所英男のセコンドにつく四十路の金原は、「向こうはクレベルがセコンドにつくんですかね。(そこでもう1回?)なんで!?(笑)、勝ち逃げさせてください」と、苦笑するのであった。