キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】バズーカ巧樹が乱戦を延長戦で制す、天才・久井大夢が17歳で2階級制覇、古木誠也も速攻の初回KO、栗秋祥梧がK-1からの刺客・玖村修平を初回KO、宇佐美秀メイソンが衝撃の初回KO、ぱんちゃんがヒザ蹴りでTKO勝ち

2023/09/16 18:09

▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R
×酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
判定0-3 ※28-29×2、28-30
〇柿﨑 瑠(クロスポイント大泉/2022年KNOCK OUTアマチュア・アダルト55kg優勝)


 1R、前に出る柿崎が身長差を活かして左右前蹴りを多用しながらワンツー、接近するとヒザ蹴り。酒井は右カーフを蹴り、ボディを狙っていくが柿崎のリーチの長さに苦戦。ワンツー、前蹴りと自分の長い距離を保って戦う柿崎の手数が多く、右カーフも蹴る。柿崎のワンツー・ミドルを受けてからボディへ右ストレートを打つ酒井。


 2R、まるで歩くように左右の前蹴りを出しながら前へ出る柿崎はワンツー、近付くとアッパーとヒザ。酒井は攻撃を受けながらも蹴りをさばいてボディを打つが、手数にかなりの差がある。柿崎はワンツー、ミドル、さらに飛びヒザ。酒井は右ボディストレートを一発返すのがやっとで、柿崎がワンツーの連打とヒザで攻めまくる。


 3R、柿崎のワンツー・右カーフに左右フックと右カーフで対抗する酒井。入り込んで左フックをヒットさせ、前蹴りがあまり出なくなった柿崎に攻勢を懸ける。柿崎はバテたかクリンチが多くなり、転倒もする。酒井はこのチャンスを逃さず左右フックで攻めていくが、柿崎も意地のワンツーとヒザ。最後まで前へ出て左右フックを振っていった酒井に場内からは大きな拍手が送られたが、判定3-0で柿崎の勝利となった。

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