▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK-49kg契約 3分3R延長1R
〇ぱんちゃん璃奈(フリー/初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&女子アトム級王者)
TKO 2R 2分58秒 ※レフェリーストップ
×チャッキー(台湾/Power Punch/台灣ボクシング全国總統盃48kg金メダル)
ぱんちゃんは2019年2月にプロデビュー。無敗の快進撃を続け、2020年8月にREBELS-BLACK女子46kg級初代王座(REBELSとKNOCK OUTの統合により現在はKNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者)に就いた。2021年7月には最強の敵と目されたミネルヴァ・ライトフライ級王者sasoriをも退け、9月にはRIZIN初出場で百花に判定勝ち。2022年3月には喜多村美紀に圧勝してデビュー以来無敗の13連勝(2KO)をマークしたが、練習中に前十字靭帯を断裂して長期欠場。
復帰を目指している中、2022年12月5日に詐欺の容疑で逮捕されたが、2023年3月にタイトルを返上してエキシビションマッチでリングに復帰。3月10日には事件に関して不起訴処分(起訴猶予)となり、4月の本格復帰戦ではワン・チンロン(台湾)に判定2-0で勝利した。戦績は14勝(2KO)無敗。
そのぱんちゃんに今回用意された相手は、台湾からの2人目の刺客となるチャッキーだ。ボクシングをバックボーンに持ち、これまで「台灣ボクシング全国總統盃48kg金メダル」、「WOTDキックボクシング女子51kg優勝」の実績を持つファイター。入場ではダンスしながらの登場。
1R、ぱんちゃんが左ミドルで先制。ジャブと前蹴りを放つぱんちゃんは左ローからワンツーを繰り出し、チャンキーも右を打つ。前蹴りと右ローのぱんちゃんはワンツーを打って前へ出るがまだ距離が合ってない様子。顔面前蹴りも空振りに。スーパーマンパンチも空を切り続ける。チャッキーの右をもらうと首をひねるぱんちゃん。
2R、前に出てくるチャッキーにぱんちゃんは左ミドルのカウンター。ジャブから右を放つが不発。前蹴りは等もボディに突き刺さる。前に出るぱんちゃんが右ボディ、これでチャッキーの身体がくの字になる。すかさず蹴りとパンチでボディを攻めるぱんちゃんはヒザ蹴りの連打でスタンディングダウンを奪う。さらにヒザと右ボディ、前蹴りで畳み込むぱんちゃん。チャッキーは防戦一方となり、レフェリーが試合をストップした。
ぱんちゃんはマイクを持つと「いろいろある中で応援していだけることが力になります。この数カ月、KOするためだけの練習をしていました。KO出来たのはトレーナーさんたちのおかげです。ありがとうございました」と、かなり興奮気味に超スピードの早口で語った。