▼第5試合 ISKAインターコンチネンタル暫定王座決定戦オリエンタルルール ウェルター級 3分5R
×ジャマル・ワヒィム(フランス/元ISKAオリエンタルルール世界ウェルター級王者)
KO 1R 2分25秒 ※右ストレート
〇宇佐美秀メイソン(Battle Box)
※宇佐美が新王座に就く。
ワヒィムはフランス・パリ出身、38歳のベテランファイターでプロキャリアは60勝13敗2分。元ISKA世界ウェルター級王者(オリエンタルルール=ヒジ打ちのみ無しのキックボクシング)、元ストライカーズリーグウェルター級王者、元IPCC ヨーロッパ王者(67.5kg)の肩書きを持つ三冠王だ。身長はメイソンよりも2cm低い180cm。
宇佐美は新極真空手全日本ドリームカップ優勝、新空手全日本大会K4グランプリ優勝、新空手ガオラカップ優勝、内田塾全日本大会(ジャパンゲーム)3連覇、白蓮会館全関東選手権優勝、覇王キックボクシング大会優勝、月心会グローブ空手道選手権優勝などアマチュアで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてMMAでプロデビュー。
12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国』でキックボクシングデビュー戦を行い、いきなりK-1 WORLD MAX初代世界王者アルバート・クラウスに勝利すると、2023年3月の『KNOCK OUT 2023 SUPER BOUT “BLAZE”』に初参戦して杉原新也に判定勝ち。キックボクシング3戦目にしてISKA王座獲得に挑む。
1Rが始まってすぐ、サウスポーから真っ直ぐに伸ばした左ストレートでアゴを打ち抜き、ダウンを奪う宇佐美。ワヒィムは右ミドルを蹴ってパンチも繰り出していくが、宇佐美の左をもらって後退。そこへオーソドックスになった宇佐美が右ストレートをアゴへ直撃。ワヒィムは意識を失って倒れ、宇佐美の衝撃KO勝ちとなった。
プロキックボクシング3戦目にしてベルトを巻いた宇佐美は「3Rか4Rに倒そうと思ったんですけれど倒せそうだったので倒しました。僕に勝てると思ったヤツ、いつでも挑戦してください。僕はいつでも戦闘準備が整っているので」と、誰でもかかってこいと言い放った。