▼第6試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R延長1R
〇栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)
KO 1R 1分46秒 ※右フック
×玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/第6代Krushフェザー級王者)
栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、飛びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。2022年7月にTAKERUに判定で敗れたが、10月の『RIZIN』では翔を2Rにハイキックでマットに沈めた。今年4月に内藤凌太に判定2-1で勝利すると、6月には鮫島大翔を得意の左フックでKOした。戦績は43勝(23KO)21敗3分。
玖村は2017年6月にNJKFバンタム級王座を獲得。2018年6月からK-1 GROUPに参戦し、2020年11月の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」では準決勝で新美貴士に敗れて涙をのんだ。2022年2月に第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗に勝利、そして5月には新美貴士を破りKrushフェザー級王座を奪取。8月の「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では1回戦でジャオスアヤイをKOしたが、準決勝で軍司にKO負け。12月のK-1で斗麗に敗れ、2023年3月には森坂陸に敗れて王座を失って3連敗中。戦績は19勝(9KO)12敗1無効試合。
1R、右カーフを狙い撃ちにする玖村に栗秋は左ハイキック。かなり右カーフを蹴られる栗秋は足を上げ始め、玖村のペースなったかと思われたが、一瞬身体を沈めた栗秋が左フックでテンプルを直撃。右フックをフォローしてダウンを奪う。
自軍のコーナーに身体を丸めて倒れた玖村は、立ち上がろうとするも身体がいうことをきかず、ダメージは明らかで栗秋の鮮やかなKO勝ちとなった。
マイクを持った栗秋は「今回対抗戦、玖村選手K-1から来ていただきありがとうございます。もっと盛り上げて行きたいので、もし僕も試合をしたいってK-1のヤツがいるならKNOCK OUTに上がってきてください。潰していきます」と、かかってこいと言い放つ。そしてコーナーに登ると勝利のバク宙を決めた。