▼第7試合 スーパーファイト KNOCK OUT-BLACK-56kg契約 3分3R延長1R
〇古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)
KO 1R 1分37秒 ※右フック
×森岡悠樹(北流会君津ジム/スック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王者)
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴を持ち、2022年9月大会で前田翔太に初回TKO勝ち、11月大会では5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り、12月の王座決定戦では工藤“red”玲央を初回KOして王座に就いた。2023年3月の王者第一戦で武蔵に初回KO負けを喫したが、練習環境を変えて8月の再起戦に臨み小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功した。戦績は6勝(5KO)2敗。
森岡は2021年8月にスーパーバンタム級トップの一角である壱・センチャイジムに挑んだが判定で敗れた。2022年11月にその壱と「第2代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座決定トーナメント」の決勝戦を争ったが、判定2-0で敗れてタイトルを逃しリベンジ失敗。2023年は 「スックワンキントーン」にてスーパーバンタム級トーナメントを全試合KOで制し、自身初のベルトを獲得。8月にはK-1 GROUPとの対抗戦で内田晶を初回KOに仕留めて勢いに乗る。戦績は13勝(8KO)8敗2分。
これまでヒジ打ちありのREDルールで試合を行ってきた森岡だが、前回の内田戦でBLACKルールに開眼。ノンタイトル戦とはいえいきなりのチャンスを迎えたことになる。両者ともKNOCK OUT屈指の攻撃力を持つだけに、KO決着が予想される。
1R、開始と同時に前へ出る古木。森岡をコーナーへ詰めて左右フックの連打とボディ。森岡も応戦して身体を入れ替え、左右フックでガンガン打ち合う両者。再び森岡にコーナーを背負わせた古木は左フックをアゴに直撃させてダウンを奪う。
立ち上がると森岡も打ち合い、両者激しいフックの打ち合い。古木の左右フックの回転は止まらず、右フック、左フック、最後は右フックで森岡をマットに沈めた。
ド派手なKO勝ちを見せた古木はマイク持つと「森岡選手強いので僕もしっかり練習してきました。これからももっと高みを目指していくのでよろしくお願いします」と、直前まで戦っていたのと同一人物とは思えない落ち着いた様子でマイクで語った。