ムエタイ
レポート

【ONE】スーブラックが鈴木真治をKOして3試合連続KO&ボーナス、大田拓真はアグレッシブに攻めて完勝、シッティチャイがシアサラニに敗れる、メインはコンペットが激戦を制した

2023/09/09 00:09

▼第6試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
×鈴木真治(フジマキック)
KO 2R 1分35秒 ※左アッパー
〇スーブラック・トー・プラン49(タイ)


 鈴木は2005年にプロデビューし、40戦以上のキャリアを持つベテラン選手。様々な団体に出場してトップ選手と拳を交え、2018年11月に開催されたシュートボクシング世界トーナメントS-cupでは決勝進出を果たしている(決勝は棄権)。ヒジ打ちやローキックを駆使する粘り強いファイトが持ち味。2022年から2023年4月にかけて行われた「ROAD TO ONE ムエタイ」ウェルター級トーナメントで優勝した。


 スーブラックは2023年6月の『ONE Friday Fights 20』で初参戦、タンヌンウンに2RでKO勝ちすると、8月の『ONE Friday Fights 28』でもイタリアのレニー・ブラジにも3RでTKO勝ちという強豪。


 1R、右ローを蹴っていく鈴木にサウスポーのスーブラックは強烈な左ミドルから左ストレート。スーブラックの左ストレートで流血する鈴木。スーブラックはそこを狙い撃ちにし、左フックからヒジで畳みかけて左ヒジでダウンを奪う。立ち上がった鈴木には首相撲を仕掛けてヒジとヒザ、左右のヒジを叩きつけて鈴木を大流血に追い込む。ドクターチェックが入ると場内は大歓声だ。再開後も右ローを蹴る鈴木に、スーブラックは左ハイ、そして余裕を見せるかのような後ろ廻し蹴り。


 2R、スーブラックは両手で鈴木の両手をコントロールして、組み付いてのヒジ。鈴木は攻撃を出す前に組まれてしまい首相撲でコカされる。組み付いたスーブラックがヒジでダウンを追加。スーブラックはヒジを意識させて、最後は意表を突く左アッパー。ガードの隙間からモロにもらった鈴木はもんどりうって倒れ、スーブラックのKO勝ちとなった。スーブラックにはボーナスが贈られ、3試合連続KO勝ちに加えての3試合連続ボーナスとなった。

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