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2023年9月10日(日)、神奈川・横浜アリーナにて、K-1とQUINTET初の共同イベント『ReBOOT』が開催される。
K-1を主催する株式会社M-1スポーツメディアとQUINTETを主催する株式会社ラバーランドが世界展開に向けて資本業務提携を締結。9月10日には、11時30分から『ReBOOT~K-1 ReBIRTH~』、18時から『ReBOOT~QUINTET.4~』が行われる。
5対5の抜き試合でグラップリングのチーム王者を決める『QUINTET』としては、5年ぶりとなるナンバーシリーズの開催。
その『QUINTET.4』の出場チームは、桜庭和志率いる「TEAM SAKURABA」、2代目王者の「TEAM 10th Planet」、初代王者の「TEAM POLARIS」、そして当初はジョン・ダナハー率いる「TEAM New Wave」が出場予定もキャンセル(※チームの1人が出場できなくなり、「他選手を新たに選ぶことは難しい」とダナハーが判断、出場辞退となった)となり、代わりにクレイグ・ジョーンズ率いる「THE B-TEAM BULLS」の参加が決定。4チームが覇を競う。
ヒールフック禁止という制限のあるなかで、ワールドクラスの選手たちは、5対5のチーム戦でどんな動きを見せ、どんな役割を果たすか。グラップリングチーム対抗戦の出場選手たちは、以下の通り。
クレイグ・ジョーンズ率いる「THE B-TEAM BULLS」がスクランブル参戦
クレイグ・ジョーンズはこれまでも「TEAM POLARIS」のメンバーとして勝利に貢献してきたが、今回は自らのチームを率いて優勝を目指す。
ADCCのアジア予選で岩本健汰と熱戦を繰り広げ、2023年1月に『GLADIATOR』で行われた「PROGRESS ウェルター級王座決定戦」では、森戸新士を2R、腕十字で極めているジョセフ・チェンも名を連ねており、その他の3チームにとって脅威の存在になることは間違いない。THE B-TEAM BULLSの活躍はいかに!?
<THE B-TEAM BULLS出場メンバー>
クレイグ・ジョーンズ
ニッキー・ロドリゲス
ジェイ・ロドリゲス
ニッキー・ライアン
ジョセフ・チェン
先日発表された「TEAM POLARIS」のマティ・ジュジンスキーが欠場となり、代わりにタリク・ホップストックが出場することとなった。また、オーエン・オフラニガンがヒザのケガにより欠場、代わりにジェッド・ヒューが出場する。
<TEAM POLARIS出場メンバー>
グレゴー・グレイシー
オーウェン・リヴジー
センテリ・リリアス
ジェッド・ヒュー
タリク・ホップストック
そして、調整中となっていた「TEAM SAKURABA」の5人目のメンバーに、ジョシュ・バーネットの弟子であるハリー・グレッチが決定。グレッチは以前、桜庭和志のセミナーに参加し、桜庭の得意技でもあるキムラロックに感化されてこの技の研鑽を積み、教則ビデオを出すまでになるほど技を極め、今や“世界的なキムラの名手”と呼ばれるほどの存在になっている。「TEAM SAKURABA」にとって大きな戦力になることは間違いない。グレッチのキムラロックが炸裂するか。
<TEAM SAKURABA出場メンバー>
桜庭和志
世羅智茂
ハイサム・リダ
中村大介
ハリー・グレッチ
エディー・ブラボー率いるお馴染み「TEAM 10th Planet」には、ジオとリッチーのマルティネス兄弟を筆頭に、PJバーチ、アミール・アラム、そしてADCC2022でクレイグ・ジョーンズとも戦っているカイル・ベームがチーム入りした。
<TEAM 10th Planet出場メンバー>
ジオ・マルティネス
リッチー・マルティネス
PJバーチ
アミール・アラム
カイル・ベーム
これでチーム戦出場の全選手が確定。どのチームも魅力あるメンバーが揃っているが、どんな組み合わせになるのか。トーナメントの組み合わせ発表にも注目だ。
1回戦はチーム桜庭vs.10th Planet、POLARIS vs.B-TEAMに
【追記】※抽選の結果、下記の組み合わせに決定
【1st Round 1st match】
TEAM SAKURABA vs. TEAM 10th Planet
【1st Round 2nd match】
TEAM POLARIS vs. THE B-TEAM BULLS
桜庭P長男の大世がプロデビュー
チーム戦の他にもスペシャルシングルマッチとして、「内柴正人vs.桜庭大世」の一戦が決定した。
桜庭大世は桜庭和志の長男で『QUINTET FN6』ではSAKU Jr.の名前でエキシビションマッチを戦っている。
今回のプロデビュー戦に向け、プロデューサーであり、父親でもある桜庭は、「プロとなった以上は自分が納得するような試合じゃなくてお客さんが納得するような試合をしなきゃいけないというのを頭に入れてやってほしいですね」とエール。どんなプロデビューの戦いを見せてくれるか。