photos by Watanabe Daiki／GONG KAKUTOGI
2023年8月27日（日）シンガポール・カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催される『ROAD TO UFC 2』エピソード5＆6の前日本計量が現地時間9時から行われ、日本人4選手が計量をパスした。
原口の対戦相手のバテボラティ・バハテボラ（中国）が計量開始から1時間20分後に計量、161ポンド（73.02kg）の大幅体重超過。試合を望む原口に、バハテボラのメディカルとコミッションのチェックの結果、非トーナメント戦に入っていたAFCライト級王者のパク・ジェヒョン（韓国）が新たに原口のトーナメント準決勝の相手となった。
『ROAD TO UFC シーズン2』 では、日本からはフライ級で鶴屋怜がマーク・クリマコと対戦。鶴屋はフェイスオフで腰を落として半身で構え。
バンタム級で上久保周哉がシャオ・ロンと対戦。体重計の上で内藤哲也の「アブレラオホ」、フェイスオフでは『チェンソーマン』の「コン」のポーズを見せた。
フェザー級で神田コウヤがリー・カイウェンと対戦。神田はいつもの長い両手を広げたポーズでパス。フェイスオフでは、雄たけびを挙げて向かい合うカイウェンに神田は両手を前に組み、視線を合わせず挑発には乗らず。静かな闘志を見せた。
ライト級では、原口伸がバテボラティ・バハテボラと対戦予定もバハテボラが体重超過。奇しくも26日の『ROAD FC 65』で原口伸の兄の央が「63キロ級トーナメント準決勝」で対戦予定だったラザバリ・シェイドゥラエフが失格となっており（※10月29日の決勝で原口央はキム・スーチョルvs.ブルーノ・アゼベド戦の勝者と対戦）、今回の『RTU』での伸の相手が体重超過で、兄弟そろっての対戦相手の計量ミスに見舞われている。
試合を望んだ原口に、ライト級非トーナメント戦に出場予定だったAFCライト級王者のパク・ジェヒョン（韓国・6勝1敗・2KO/TKO 2SUB）が急遽トーナメント出場。フェイスオフでは、大きな身体で原口と向かい合っている。
『ROAD TO UFC2』では勝ち上がった4選手が、準決勝でどんなファイトを見せるか。各階級の優勝者は、UFCとの契約を勝ち取ることになる。
