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レポート

【ROAD TO UFC】ライト級・原口伸がインドネシアのパティリマに圧勝! 丸山数馬は韓国のキム・サンウクに一本負け

2023/05/28 22:05

圧勝の原口伸「次は一本かKOで」

▼ライト級 5分3R
〇原口 伸(日本)155lbs/70.31kg
[2R 1分25秒 TKO] ※パウンド
×ウィンドリ・パティリマ(インドネシア)155lbs/70.31kg

 ライト級トーナメント一回戦。

 RTU初出場、24歳の原口は、2019年レスリング全日本選手権フリースタイル70kg優勝者。2021年にMMAデビューし、2023年2月の前戦では小谷直之を1Rでパウンドアウト。GRACHANライト級王座を防衛。フェザー級でのRTU出場を希望していたが、ライト級での出場となった。

 対するインドネシアのパティリマは、ONE PRIDEウェルター級王者。29歳で8戦全勝(3KO・4一本勝ち)。

 1R、パティリマの打撃の打ち終わりに素早いダブルレッグテイクダウンは原口。ハーフから右で差して上体を起こしたパティリマにがぶりの原口はパウンド! パティリマはニーシールドで頭を上げるが、そうすると原口は頭を抱える。頭を外すとヒジ。すぐに頭を腹の下に隠す。

 それを頭で押してはがして右ヒジは原口。さらにパウンド。そのスペースで両足を戻したパティリマ。クローズドガードから右手をオーバーフックも腕を抜くと、パティリマは亀になってから立ち上がり。

 そこをすぐに追う原口は金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。尻を着いて座るパティリマの両足を束ねてから足をヒザ上に乗せて強いパウンドを突く。ホーンになかなか起き上がれないパティリマ。

 2Rも早々にダブルレッグで金網まで詰めて、尻下でクラッチを組んでテイクダウンを奪う原口! 両足を足で束ねて頭をアゴに着けて押し込むと右を連打! 足が効かず打たれるままのパティリマを見て、レフェリーが間に入った。

 試合後、原口は「いつもパウンドで勝ってしまうので、今日は一本で勝とうと思っていました。次は一本か打撃を見せられるように、帰ったらすぐに練習します」とコメント。さらに何か追加でPRしようとしたが、マイクを渡してもらえなかった。

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