先鋒戦でジュンゴンがAXEL RYOTAを残り1秒TKO
▼日韓対抗戦 HEAT MMA フライ級(56.7kg)5分3R
×AXEL RYOTA(ロータス世田谷)56.5kg
[3R 4分59秒 TKO] ※バックフィスト
〇チョ・ジュンゴン(Team Marco)56.8kg
ロータス世田谷のRYOTAはプロデビューから2連勝も、2023年5月の前戦で倉岡幸平に判定負け。ジュンゴンはAFCで2勝1敗=プロ戦績となるAFC育ち。3月にブラジルのホブソンデ・オリヴェイラに一本負けも、2023年7月の前戦「AFC26」で判定勝ちで再起を遂げた。
チョ・ジュンゴン
「対抗戦、誰よりもかっこいい試合をします」
AXEL RYOTA
「格闘家としても日本人としても負けられない一戦だと思うので、気持ちの入った試合をして勝って繋ぎます」
1R、オーソのRYOTAに、サウスポー構えのジュンゴンはインロー。さらに左ミドル。RYOTAは右ストレートをヒット。ジュンゴンは右ロー。詰めるRYOTAは左で差して押し込むも離れるジュンゴン。
ソーソに変えて右カーフを突くジュンゴン。RYOTAの詰めをさばいてさらに右カーフ! 一瞬バランスを崩したRYOTAは詰めるが、金網に押し込みヒザがローブローとなり中断。オーソに変えて右カーフを突くジュンゴン。
RYOTAの詰めをさばいてさらに右カーフ! 一瞬バランスを崩したRYOTAは詰めるが、金網に押し込みヒザがローブローとなり中断。再開。サウスポー構えから左ストレートを当てるジュンゴン。RYOTAの詰めに左で差して離れる。左の蹴りから左フック、RYOTAが前に出るとダブルレッグテイクダウンも決めたジュンゴンのラウンドに。右足を効かされたRYOTAの中盤は?
2R、距離を詰めて早めにダブルレッグテイクダウンで尻を着かせるRYOTAだが、ジュンゴンはすぐに立ち上がり、サークリング。追うRYOTAは左で差して押し込むが、ジュンゴンはヒザを突いて離れると右ロー。さらに左インロー。引き込んだRYOTAに付き合わず。
RYOTAの入りにワンツーの左を当てるジュンゴン。さらにオーソから右ストレート! 詰めに引き込んだRYOTAにがぶりからダースチョーク狙いも。立つRYOTAは詰めて組んで左ヒザ。ボディロックで差し返したジュンゴン。ブザーにジュンゴンは金網で座ってインターバル。
3R、出入りで右ローを突くジュンゴン。RYOTAは右ローを受けながらも前に。しかし組みを剥がすジュンゴンはがぶり。さらに右カーフにRYOTAは足がステップを踏めなくなる。RYOTAの左右をダックでかわすジュンゴン。体を入れ会え左右に、RYOTAはシングルレッグも切るジュンゴン。サウスポー構えのジュンゴンにインローも、ジュンゴンもインローを返し、残り30秒でダブルレッグテイクダウン。深追いしないジュンゴンに、立つRYOTAはジュンゴンを追うが、そこにジュンゴンは右バックフィスト! 残り1秒で試合を決めた。
試合後、ジュンゴンは日本語で「ありがとうございます」と挨拶すると、「関係者の方々、お父さん、お母さん、ありがとうございます」と語った。