「殴り合いたい」大道がカーフ効かせるも、ユンソンがTDからバックマウントで削り勝ち
▼第7試合 日韓対抗戦 次鋒戦 HEAT MMA ウェルター級(77.1kg)5分3R
×大道翔貴(TEAM TED)77.5kg
[判定0-3]
〇チャン・ユンソン(KOREAN ZOMBIE MMA)77.4kg
大道
「名前は……チャン・ユンソン選手、明日はしっかり殴り合いましょう」
チャン・ユンソン
「楽しく試合をします。お願いします」
GRACHAN、GLADIATORで戦ってきた大道は、キック、ムエタイ、グラップリング戦にも出場するストライカー。2018年以来のMMA戦。
MMA3勝1敗のユンソンはAFCで2連勝中。前戦は4月のHEATとの対抗戦で三角宗に1R TKO勝ち。
1R、サウスポー構えの大道にユンソンダブルレッグテイクダウンのユンソン。立つ大道だが、金網に再び詰めるユンソンは尻下でクラッチしてテイクダウン。背中を見せた大道のバックを奪うが、そこからの腕十字を抜いた大道はすぐに詰めて左ミドル、三日月で前に。ダブルレッグテイクダウンからマウント、肩固め狙いからバックマウントでホーン。
2R、左インローを当てる大道。右ローも当てると、そこにカウンターを狙うユンソン。右カーフを当てる大道は左ストレートのダブル。互いに手数が減るなか、右カーフを効かせた大道は左ストレート。詰めるユンソンが押し込みホーン。
3R、大道は右アッパー、左ストレート。ユンソンはダブルレッグテイクダウン。大道のブリッジに足をケージで蹴って防いだユンソンは、マウント、バックマウントでパウンド、チョーク狙い。亀になる大道は右手を前に引くが、バックマウントを外せず。残り10秒で立ち上がり、ついてくるユンソンに前転してガードに戻してホーン。
判定は初回と最終回を制したユンソンが勝利。試合後、ユンソンは「1RにKO出来そうでしたが力が抜けてしまいました。この競技で成長できたと思います。ありがとうございました」と語った。
対抗戦はAFCが2勝1敗と先行に。