▼キャッチウェイト (53.98kg) ムエタイ 3分3R
×ジョムホート・オート・ムエタイ(タイ)
[KO 2R 0分36秒]
〇アクラム・ハミディ(アルジェリア)
ジョムホートは2008年に7チャンネルのライトフライ級王者になると、2014年にはスーパーフライ級も制して2階級制覇。このスーパーフライ級王座は2度防衛後に手放したが、2018年に返り咲いて3度防衛、さらに2022年にも返り咲いた。また、2013年にはWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座、2015年にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座にも就いている。2023年3月の『ONE FRIDAY FIGHTS 8』で初参戦し、TKO勝ちを収めている。
ハミディは2018年9月のK-1に来日し、武居由樹と対戦したが初回TKO負け。しかし、その後は9連勝を飾り、その中にはRISEに参戦したフレッド“The Joker”コルデイロ、K-1に参戦したサンベル・ババヤンから奪った白星もある。2022年4月に一度連勝がストップするも、その後は4連勝中。戦績は28勝(17KO)4敗1分。
1Rが始まって10秒も経たないうちに、ハミディがワンツーから放った右ハイでジョムホートがダウン。苦笑いを浮かべて立ち上がったジョムホートへ、ハミディはヒジと左右フックを見舞い、ジョムホートもヒジを打ち返してくる。その打ち合いのさなか、至近距離から放ったハミディの右ハイが股もヒットし、2度目のダウンを奪う。
立ち上がったジョムホートは下がり、ハミディはジャブやワンツーを出しつつ、右ハイを何度も狙う。ジョムホートも強気にワンツーで前へ出てきて打ち合いに応じる。両者のパンチとヒジが激しく交錯する中、ハミディのヒザが突き刺さった。さらに飛びヒザを放つハミディだが、ジョムホートはワンツー、するとハミディが右ハイ。ジョムホートはハミディに組み付いては投げ捨てるラフファイト。
2R、ハミディは顔面前蹴り、左ボディからの右ロー、さらにパンチの連打でジョムホートをコーナーへ追い詰める。ジョムホートも左ストレートと左ミドルで反撃し、前に出たがハミディの右ストレートからの左ボディをもらって力なくダウン。立ち上がる素振りも見せず、ハミディのKO勝ちとなった。