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【ONE】プラジャンチャイがサムエーをKOで返り討ちにして暫定王者に、スーパーレックは長身アナンを圧倒KO、マリキンがヘビー級王座統一! ダゲスタン出身・トルコのエルドランが中国のファン・ロンを左三日月蹴りKO

2023/06/23 23:06

▼キャッチウェイト (59.87kg) ムエタイ 3分3R
×ギンサンレック・トー・ラックソーン(タイ)
[KO 2R 0分28秒]
〇ゴントーラニー・ソー・ソンマイ(タイ)


 ギンサンレックは2020年にオムノーイスタジアムのライト級王座に就いた。クマンドーイやサオエークには敗れているが、ペットモラコットに勝利している。ONEには2023年2月の『ONE FRIDAY FIGHTS 6』から出場し、その時はゴントーラニーに敗れた。前回は4月にチョーファーに勝利し、ゴントーラニーとの再戦に臨む。


 ゴントーラニーはラジャダムナンでは2018年にスーパーバンタム級、2022年にライト級と2階級を制覇。2021年にはプロムエタイ協会のライト級王者にもなっている。サオトーとサオエークに勝利したこともあり、ギンサンレックとは過去2勝1敗。


 1R、ギンサンレックはサウスポーから左インロー、そして左ストレート。ゴントーラニーが右ミドルを蹴るとすかさず左ミドルを蹴り返すが、またすぐにゴントーラニーが右ミドルを蹴る。ギンサンレックが左ストレートを打った直後、引き際に合わせてゴントーラニーが右ハイをヒットさせると、ギンサンレックはその蹴り足をつかんで倒し、顔面に蹴りを入れるラフプレイ。


 2R、ギンサンレックの左ストレートに左ヒジを合わせたゴントーラニー。ギンサンレックの左ミドルには左ボディも合わせる。ゴントーラニーの右ミドルにギンサンレックが右フックを返してきたところへ、ゴントーラニーは左フック。これが決まり、一瞬間をおいてギンサンレックはダウン。


 ギンサンレックは起き上がろうとするも身体が全く言うことをきかず、ゴントーラニーのKO勝ちとなった。

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