▼第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
×樋口知春(極真会館/同級14位、第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会 中量級優勝)
判定0-2 ※29-29、28-30×2
〇塩川琉斗(TOP STAR GYM/スーパーフェザー級12位、Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝)
樋口は極真会館全日本ウェイト制空手道選手権2018中量級優勝の実績を持つ空手家で2021年5月の「RISE149」でプロデビュー。豊富なスタミナと攻撃力で2021年5月のプロデビュー戦から4連勝(2KO)を飾ったが、2022年12月の5戦目で基山幹太に判定負けで初黒星。今回はそれ以来の再起戦となる。
対する塩川もフルコンタクト空手出身で、2021年5月のデビュー戦から3連敗を喫したが、Stand Up King of Rookie 2022 -60kg優勝を果たし、2022年12月のRISEでは東蒼馬に判定勝ちで3連勝中。戦績は3勝(1KO)3敗。
両者は2021年5月のRISEで、共にデビュー戦同士で対戦しており、この時は樋口が判定で勝利を収めている。約2年ぶりの再戦で成長を見せつけるのはどっちだ。
1R、前に出る樋口にサウスポーの塩川はリングを大きく使って回り込みながらスピードのある左ミドルとワンツー。樋口はローを蹴っていくが、塩川を捕まえられない様子。
2R、叩きつけるような右ローを集中していく樋口に、塩川はボディを攻めて意識させておいての左ストレートをヒットさせる。樋口は右ローからの左ヒザ。両者ともクリンチが増え、蹴りの空振りも増える。
3Rもリングを大きく回り込む塩川に樋口は右ローを蹴っていくが、塩川の右フックをもらう。両者身体を密着させての押し合いとなる場面が多く、そこでもパンチを当てるのは塩川。樋口は前へ出るも手があまり出ず、塩川の判定勝ちとなった。