キックボクシング
レポート

【RISE】南原健太が豪快KO勝ち、ライトヘビー級王座決定トーナメント決勝はコントゥアラーイと。那須川龍心が判定勝ちで再起

2023/06/23 19:06

▼第1試合 ミニフライ級(?49kg) 3分3R
×登島優音(NEXT LEVEL渋谷)
判定0-2 ※29-30×2、29-29
〇奥村琉奈(OISHI GYM)


 登島は王者を多数輩出した女子キックボクシングの名門NEXT LEVEL渋谷所属で、今春高校生になったばかりのJKファイター。アマチュアでは2022年Amateur RISE Nova全日本女子トーナメント-52kg級優勝の実績を持つが、彼女を有名にしたのは人気深夜番組『月曜から夜更かし』への出演だった。


 今年の元旦に放送された『月曜から夜更かし~2023元日SP』の中で、フェフ姉さんがライバルとして紹介し、スパーリングも行い、女子会では「優音ちゃんの夢は何?」と聞かれて「世界に行ってベルトを獲りたい」との夢と共に「あとは歌うことが好きなので自分で作詞作曲してシンガーソングライター。自分で歌いたいなって」と歌を披露したことで話題となった。かわいらしいルックスでもあり、ネットでは「才能のツインタワーかよ」「逸材すぎる」「才能の塊やな。しかも可愛い」と、“可愛くて歌が上手いキックボクサー”として知られるように。


 2022年10月に『KROSS×OVER19』にて15歳の誕生日前にプロデビュー戦を行い、フェフ姉さんと2戦して2勝の宿敵Melty輝と対戦。判定勝ちを収めて白星デビューを飾るも、2戦目でRISEに初参戦してRINAとドローとなり悔し涙を流した。今回が3戦目。


 対する奥村は愛知の名門ジムであるOISHI GYMの新鋭で、2022年11月のプロデビュー戦では風羽に判定で敗れたが、2戦目は『超S-BATTLE 2023』で沖縄初の女子高生チャンピオンとして話題となったDBSライトフライ級王者・山里真桜に判定勝ち。同じく今回が3戦目となる。


 アグレッシブに前に出て左右フック、組むとローキックとヒザで攻め立てる奥村に登島は後手に回る。離れるとワンツー、顔面前蹴りをヒットさせる登島だが、乱戦に巻き込まれる形でペースを握れず、最後までアグレッシブに前へ出て攻撃した奥村に凱歌があがった。

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