▼第7試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
×岩郷泰成(EX ARES/同級6位)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
〇藤井重綺(Team +1/同級7位、King of Rookie 2021 -60kg級優勝)
岩郷はタトゥー多き怖い風貌とは裏腹に洗練された実力を持ち、タイミングの良い蹴りと威力のあるパンチを武器にアグレッシブなファイトスタイルが魅力。前戦となった『RISE 162』では小野幹晃と倒し倒されの激闘を繰り広げ延長Rにまで及んだが、偶然のローブローにより岩郷が試合続行不可能となり途中判定で引き分けとなっている。戦績は9勝(3KO)6敗1分。
対する藤井はボクシングインターハイ出場経験を持つ27歳で、得意のパンチを武器にKing of Rookie 2021 -60kg級トーナメント優勝。3連勝と波に乗っていたが昨年7月の『RISE 160』で奥平将太とのイケメン対決で延長ラウンドに及ぶ激闘の末に判定負けを喫し連勝がストップ。だが今年1月にはベテラン選手のSEIDOから2Rにダウンを奪い判定勝利で再起を飾った。戦績は6勝(1KO)2敗。
1R、両者右カーフを蹴り合い、ミドルにつなげていく。藤井の右カーフで岩郷が転倒し、足が流れ始める。岩郷は藤井の蹴りにストレートを合わせ始め、これに藤井がパンチで対抗してくるとカウンターを打つ。
2R、藤井は右カーフを蹴って左右フックに行こうとするが、岩郷が強力なフックを打ち返す。互いに右ストレートから左フックを返す危険な打ち合い。岩郷も右カーフを蹴り重ねていく。
3R、藤井のワンツーで転倒する岩郷。ここから藤井のパンチが当たりだし、岩郷の大きなフックをかわしての藤井のフックがヒット。右ストレートから返しの左フックが岩郷の頭を跳ね上げ、岩郷もフルスイングのフックで対抗したが、藤井のパンチの正確さが上回った。判定3-0で藤井の勝利となった。