▼セミファイナル 第2代ライトヘビー級(?90kg)王座決定トーナメント 準決勝 3分3R延長1R
〇コントゥアラーイ・JMボクシングジム(タイ/JM Boxinggym/IMSA世界ヘビー級王者、MXムエエクストリーム94kg王者)
判定3-0 ※30-28×3
×フェルナンド・アルメイダ(ブラジル/ブラジリアン・タイ)
※コントゥアラーイが決勝へ進出。
コントゥアラーイは「タイ最凶ファイター」と称され、プロボクシングではABFウェルター級王座、WBCアジアライトヘビー級シルバー王座を獲得した経験を持つ。2022年5月にはオープンフィンガーグローブのムエタイイベント『MXムエエクストリーム』94kg級の王座を獲得、素手のボクシングイベント「ベアナックルファイト」にも出場するマルチプレーヤー。4月に行われた『SukWanchai MuayThai Super Fight』では実方宏介を2RでKOし、IMSA世界ヘビー級王座に就いた。
対するフェルナンドはWGPキックボクシングやGran Prix 90kgタイトルを獲得しており、初代RISEウェルター級王者のダニロ・ザノリニが満を辞して送り込んできたブラジリアンファイターだ。
1R、左右フックを振り回すアルメイダ。コントゥアラーイは終始笑みを浮かべ、左ヒザが一発決まると左ボディと左ヒザで集中的に攻める。やや動きが鈍ったアルメイダだが、ジャンプしてのパンチを繰り出した。
2R、フックの相打ちが見られる中、両者とも動きが緩慢になり、クリンチも多くなる。その中でコントゥアラーイはかなり強烈な左ボディ、左フック、左ミドルを見舞う。アルメイダも左フックを返すが、下がりながらのため印象はよくない。
3R、コントゥアラーイは左ミドルをヒットさせては組み付き、アルメイダもフックを繰り出すが、もはや力が乗っていない様子。時折速い連打も繰り出したコントゥアラーイが、判定3-0で決勝へコマを進めた。
コントゥアラーイは「一緒に来てくれて応援してくれてありがとうございます。次の決勝でも応援お願いします。頑張ります」と話した。