(C)Bellator/Jack Dombro
2023年6月16日(日本時間17日)米国シカゴのウィントラスト・アリーナで開催される『Bellator 297: Nemkov vs. Romero』(U-NEXT配信)に向け、記者会見が行われた。
コメインの「Bellatorバンタム級選手権試合」では、現バンタム級「正規」王者のセルジオ・ペティス(米国)が、三階級制覇を目指す現Bellator世界フェザー級王者で元ライト級王者のパトリシオ・”ピットブル”・フレイレ(ブラジル)の挑戦を受ける5分5R戦が組まれている。
ペティスは、2021年12月の堀口恭司戦の4R 左バックフィストでの逆転勝ち以来、1年6カ月ぶりの復帰戦。
2019年9月のUFCでの勝利後、Bellatorに移籍し、MMA5連勝中で、2021年5月に当時の世界王者フアン・アーチュレッタに挑戦し、5R判定勝ちでバンタム級王座を獲得しており、堀口戦に続く2度目の王座防衛に臨む。
平本蓮とも練習をともにした29歳のペティスは、2022年4月のBellatorバンタム級ワールドGP1回戦で同門のラウフェオン・ストッツと対戦予定だったが、スパーリング中に右ヒザ前十字靭帯を損傷したため欠場。その間、GPは決勝でストッツを1R KOに下したパッチー・ミックスが優勝し、100万ドルを獲得。「暫定」王者についている。
果たして正規王者ペティスは、自身の階級に落としてきた二階級制覇王者といかに戦うか。