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【PFL】メインでまさかの1R KO負けの昨年覇者ラウネーンと、工藤諒司に一本勝ちのウェードもプレーオフ進出ならず、94秒勝利のピネダが予選突破でジェンキンスと対戦、ハイブラエフとブラガが準決勝で激突。モラエスが引退

2023/06/09 09:06

▼フェザー級 5分3R
〇モヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)3位 8P(21勝0敗1分)146ポンド(66.22kg)
[2R 4分23秒 肩固め]

×タイラー・ダイヤモンド(米国)9位 0P(12勝3敗)145.8ポンド(66.13kg)

 ダゲスタンのハイブラエフは2021年フェザー級優勝者。ランス・パーマー、ブレンダン・ラウネーン、クリス・ウェイドにいずれも判定勝ち。

 2023年シーズンは、4月の初戦で工藤諒司をケージレスリングでドミネイトして判定勝ちのため、得点は3ポイント。プレーオフ進出のためにはフィニュシュを狙いたい。

 ダイヤモンドは欠場選手に変わって2戦目から出場。9戦無敗でThe Ultimate Fighter 27に参戦。Finaleでブライス・ミッチェルに判定2-0で敗れ、UFCとの契約ならず。

 LFAを経て、2021年からPFL参戦。チョ・ソンビンに判定勝ちしたが、ラウネーンに判定0-2で敗れ、今回は2年ぶりの試合となる。

 1R、ともにオーソドックス構え。オーバーハンドの右を放ち左ヒザにつなぐハイブラエフ。ブロックするダイヤモンドが圧力をかけるが、ハイブラエフはスイッチしての左フック! さらに跳びヒザ。体勢を立て直したダイヤモンドは左ジャブから右ボディ。さらに右ストレートを伸ばす。

 右ストレートから左ヒザをブロック上に「突くハイブラエフ。ダイヤモンドは左ミドルもその打ち終わりに右を当てたハイブラエフ。ダイヤモンドのシングルレッグを切ってがぶり。立ち上がるダイヤモンドの大内刈を外してスタンドに戻る。

 左ジャブのダブルは遠いダイヤモンドだが、右カーフはヒット。ハイブラエフのワンツーをかわして、向き合いから右から左のジャンピングニー! 後方に倒れたダイヤモンドにパウンドを連打するが足は効いており、ゴング。クイック6は取れず。

 2R、開始早々にマット中央でテイクダウンを奪うハイブラエフ。ハーフガードのダイヤモンドを寝かせると、下のダイヤモンドは左手を掴んで三角絞め狙い。それをさせないハイブラエフはオープンガードの中から肩固めを狙うがセットは出来ず。下からストレートアームバー狙いのダイヤモンドに、腕を抜いて左足をパスしたハイブラエフはいったん左に出て、右にパス。ハーフガードのままで肩固めをセット。タップを奪った。

 ジェンキンスとブラガが9Pをマークするなか、ハイブラエフは2Rフィニュシュの勝ち点5を獲得。合計8Pとした。

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