(C)PFL
2023年6月8日(日本時間9日)米国ジョージア州アトランタオーバータイムエリート・アリーナにて「PFL 4: Regular Season」が開催され、フェザー級の予選リーグ2戦目の4試合が行われた。
日本からリーグ戦のフェザー級トップバッターとして工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)が出場。米国のクリス・ウェード(米国)と対戦した。ともに初戦で敗れ、0ポイントのなかプレーオフ進出のために1Rフィニュシュ=6Pを必要とするなか、ウェードが1R 残り9秒でギロチンチョークを極めて工藤は失神。6Pを獲得し、後続選手の結果待ちとなった。
フェザー級の2試合目は、0ポイントのマルロン・モラエス(ブラジル)が、初戦で3P獲得済みのガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)と対戦し、モラエスが1R、右ストレートに沈んでKO負け。試合後、グローブを外して、WSOF時代からの“ホーム”で引退を表明している。ブラガは9Pを獲得してプレーオフ進出を決めた。
予選リーグの3試合目は、初戦で3P獲得済みのバッバ・ジェンキンス(米国)が、GRADIATOR王座を返上して参戦のチョ・ソンビン(韓国)と対戦。ジェンキンスが1Rから豪快なスープレックスからのリアネイキドチョークを極めて、ソンビンに何もさせずに一本勝ち。ブラガに続いて6点を追加し、9Pでプレーオフ進出を決めた。
予選リーグの4試合目は、初戦で工藤に判定勝ちして3P獲得済みのモヴィッド・ハイブラエフ(ロシア)が、0Pのタイラー・ダイヤモンド(米国)と対戦。すでに9P獲得選手が2名いるなか、ハイブラエフは初回にダウン奪取でフィニュシュ出来ずも、慌てず2Rに肩固めを極めて5Pを追加し、合計8Pを獲得。
メインイベントのフェザー級リーグ戦では、昨年優勝のブレンダン・ラウネーン(英国)が登場。初戦でマルロン・モラエスを2R TKOに下し、5P獲得で1位だったが、プレーオフ進出のためには負けが許されない状況。対するヘスス・ピネド(ペルー)は初戦でガブリエル・ブラガにスプリット判定負けで0ポイントのなか、逆転プレーオフ進出をかけて臨み、1R、見事に左ヒザをラウネーンのアゴに当ててダウンを奪いパウンドアウト。6Pでウェードと並んだが、勝負タイム差で最後にプレーオフ進出を決めている。