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【PFL】メインでまさかの1R KO負けの昨年覇者ラウネーンと、工藤諒司に一本勝ちのウェードもプレーオフ進出ならず、94秒勝利のピネダが予選突破でジェンキンスと対戦、ハイブラエフとブラガが準決勝で激突。モラエスが引退

2023/06/09 09:06

▼フェザー級 5分3R
×マルロン・モラエス(ブラジル)8位 0P(23勝13敗1分)145.6ポンド(66.04kg)
[1R 3分02秒 KO] ※右ストレート

〇ガブリエル・アウベス・ブラガ(ブラジル)4位 9P(11勝0敗)144.4ポンド(65.49kg)

 1R、ともにオーソドックス構え。先に中央と取るブラガは左ミドルをヒット。モラエスも右カーフを返すと、ブラガも蹴り返し。ローからハイを打つ。

 スイッチするブラガ。オーソに戻して右カーフ。モラエスは左フックで飛び込みもまだ遠い。ニータップも切られる。右カーフを打つブラガ。モラエスは右ローに続いて右ハイをヒット!

 しかし、右カーフを当ててモラエスの動きを止めたブラガ。モラエスの左フックをバックステップでかわして、左フックの外からの打撃に続いて内側を突く右ストレート!

 モラエスが後方にもんどりうって倒れ、鉄槌連打に試合が決した。ブラガは6Pを獲得し、9Pに。この時点でフェザー級1位に躍り出た。

 試合後、モラエスはグローブを外して引退を表明。「ここ(PFLの前身のWSOF)で始まった。UFCで引退をアナウンスしなかったのは、ホームじゃないから。いまここがホーム。いいパフォーマンスを見せることがはできなかったけど、全ての魂を込めて戦った。毎日激しいトレーニングも行ってきた。そのことを誇りに思う」と語り、涙ぐんだ。

 続けて「9歳でキックボクシングとMMAを始め、35歳になった。26年間、人生のすべてを捧げてきた。アンデウソコーチ、マネージャー、レイ・セフォー(PFL代表)、この機会をくれてありがとう。そしてファンがここにいる。いつかPFLが世界一になることを願っている。このスポーツに魂を捧げた。悲しくはない、今日は嬉しいんだ。美しい妻と子供もいる。神に感謝している」と語り、チームとハグをかわしてケージを後にした。

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