渡辺華奈「インパクトのある試合を」
ホームの日本で迎え撃つ渡辺は、柔道ベースのグラップラー。現在、Bellator女子フライ級3位につけている。
柔道時代には、全日本指定強化選手に7年間選ばれ、オリンピック選考会に3度出場するなど社会人柔道で活躍。
2017年にMMAデビューするとDEEP JEWELS、RIZINを主戦場に活躍。2021年にBellatorと契約すると、初戦でイララ・ジョアニに3R TKO勝ち。2戦目でアレハンドラ・ララにスプリット判定勝ちで連勝。2021年6月に現王者のリズ・カムーシュに1R TKO負けを喫するも、2022年5月のデニス・キールホルツ戦で三角絞めによる一本勝ちで復活を遂げた。
しかし、2023年4月のハワイ大会では、地元のイリマ・レイ・マクファーレンにスプリット判定負け。3カ月ぶりの再起戦となる。日本での試合は、2019年12月の『BELLATOR JAPAN』でのジョアニ戦以来。
会見では、「3年半ぶりに日本で試合することになった渡辺華奈です。RIZINファンの皆様、初めて見る方もいると思いますが、インパクトのある試合をして皆さんに覚えてもらえるように頑張ります」と意気込みを語った。
渡辺と同じく強豪キーホルツに勝利し、マクファーレンには惜敗しているアルテェガを相手に、渡辺は組みの強さを軸に、MMAのトータルファイトで上回ることができるか。
再び、王座戦線に上がるためにも、元コンテンダーで自身より下位に位置するアルテェガとの日本での試合は、落とせない試合となる。