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レポート

【DEEP JEWELS】中井りんが奥富夕夏にフルマークの判定勝ちでフライ級王座防衛、イ・イェジが竹林愛留とのタフファイトでスプリット判定勝ち、ののかがソユルに辛勝、桐生祐子が月井隼南に逆転TKO勝ち、彩綺が三日月KO再起、大井すずが3連勝、山吹マリンがアマ4戦全勝、あきぴ3連勝ならず、村松美直が判定勝ち

2026/05/24 16:05
 2026年5月24日(日)東京・ニューピアホールで『DEEP TOKYO IMPACT 2026 3rd ROUND』と昼夜興行で行われる夜大会『DEEP JEWELS 53』(U-NEXT/DEEP YouTubeメンバーシップ配信)が開催された。  指定席が全席完売で当日立見券のみとなった昼夜大会の大トリを飾ったは、DEEP JEWELSフライ級女王の中井りんと、挑戦者・奥富夕夏の3Rの王座戦となった。 ▼DEEP JEWELS フライ級タイトルマッチ 5分3R 〇中井りん(修斗道場四国)王者 56.4kg[判定5-0] ※30-27×5×奥富夕夏(リバーサルジム新宿Me,We)挑戦者 56.5kg※中井が初防衛に成功  中井は、MMA28勝2敗1分。2016年3月のUFC豪州大会でのレスリー・スミス戦の判定負け以降、12連勝中。2024年5月の栗山葵との再戦が栗山の右膝前十時靭帯断裂によりキャンセル。緊急参戦したストロー級のHIMEと58kg契約で対戦し、3Rにギロチンチョークで一本勝ち。24年11月の前戦・DEEP JEWELSでは同じく58kg契約で鈴木”BOSS”遥に1R TKO勝ちした。  25年10月には米国イリノイ開催のグラップリング大会『Nitro Grappling Expo 3』に出場し、キムラロックで一本勝ち。26年3月21日(日本時間22日)に米国ミネソタ州で開催の『Ignite Fights 111』でUFC5勝6敗でリリースされたパニー・キアンザド(スウェーデン)と、130ポンド(約58.96kg)契約で対戦予定も、中井が負傷欠場。プロモーションとの意見相違もあり、試合はキャンセルされている。今回、1年半ぶりにDEEP JEWELS復帰で王座防衛戦に臨む。39歳。  奥富は、MMA4勝1敗。全日本女子相撲選手権で3連覇を遂げ、アマチュアMMAで5戦5勝。23年5月のプロMMAデビュー戦から3連勝を飾り、2024年3月のDEEP JEWELSでは、アマチュア時代に階級下の万智を破っている柔道強豪の齊藤百瑚と対戦。判定18-18マスト齋藤×3で齋藤が上回るも、齋藤の体重超過で公式結果はノーコンテストに。2024年7月には『ONE Friday Fights 71』でファイニー・メスキータ(豪州)と対戦し、打撃で後手に回り、組みでも崩せず。逆にメスキータに払い腰で投げられ、リアネイキドチョークを極められた。海外国際戦での苦い初黒星から25年5月に栗山葵と59kg契約で対戦。「Me,Weの山﨑剛さんのアドバイスで、頭からぶつかり脇を締めて押し込む相撲を試合前に落とし込めた」MMAケージ相撲で判定勝ち。再起を飾っている。27歳。  正道会館での出稽古を経て、組みと同じモーションからの打撃も進化し、柔道ベースながら下へのテイクダウンも強い中井は、グラウンドでは同階級の日本人相手には圧倒的な強さを誇る。対する奥富は、自身のベースの相撲をMMAに融合させ、前戦でストライカーの栗山をテイクダウン。ケージ相撲レスリングで完封している。奥富にとっては手応えを得た相撲MMAが中井相手に真価が問われるところ。中井は北米仕様に仕上げたスタイルをホームのDEEP JEWELSで披露し、世界にその存在をアピールするか。  宇佐美館長とともに、計量会場入りした王者・中井りんは、23年2月の栗山葵戦以来のDEEP JEWELSフライ級リミット56.7kgから、300gアンダーの56.4kgでパス。  マイクを持つと「勝って自分たちの正義を証明します」と決意のコメント。  56.50kgでパスの奥富は、「今回の試合は中井選手の実績だったり、過去の戦績の積み上げで凄い注目していただいている試合だと思います。私自身も過去最強の自分で迎えられるようにしっかり練習してきたので応援の方お願いします」と、万全の状態で王者に挑むとした。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取る奥富。左ジャブ。中井は間合いを保ち中央を取り返す。右から左の詰めに回った奥富。右を突く奥富を見切る中井。徐々に詰める中井。  右回りの奥富。左ジャブも狙うが中央で追う中井はプレスして右をボディに。さらに左フックをかすめる。左から右に回りながらも右の打ち下しを狙う奥富。右ローの中井に蹴り返した奥富。それを掴んだ中井は崩すが、足を抜く奥富。  右から左フック。奥富は右ストレートの飛び込み。左ボディを返す中井は右の蹴りで崩してトップでゴングを聞いた。  2R、追う中井に回る奥富の構図。詰めて右フックを当てた中井! 首相撲に組む奥留は離れる。右ボディ打ちの中井。左右フックを上下に散らす中井は左もヒット。回る奥富の足がケージでもつれたところでバックに回った中井。  両足フックの中井に亀の奥富。中井は背後引き込むと細かいパウンド、リアネイキドチョーク狙い。ボディトライアングルに組む中井に「もっと上に乗れ」のセコンドの声に奥富は亀から前に落とすとする、先に降りてサイドバックキープの中井。最後に引き込んでゴング。  3R、圧力を強めた中井。左右に回る奥富に右カーフ。奥富はジャブ。中井は右カーフ。回りながら右フックの奥富の打ち終わりに組んで崩した中井。脇をすくいキムラ、腕十字を狙う中井。頭をまたぎ極めに行こうとするが、クラッチする奥富。亀から起き上がろうとする奥富。背中の中井を前に落としてケージに座った中井にパウンドも立って投げた中井はトップから腕十字狙い。奥富はクラッチして後転して守るもゴング。ステップを使い守る奥富に、中井もとらえきれず。  判定3-0(30-27×5)のフルマークで中井が勝利。王座防衛に成功した。13戦連続でフィニッシュ勝利中だった中井だが、2016年3月のUFCレスリー・スミス戦以来、10年2カ月ぶりの判定決着となった。  試合後、ケージ上で宇佐美館長から、事前にしたためた紙を手渡された中井は、その紙を読みながら、「皆さん、悪い人の言うことは信じないでください。正義は必ず勝ちます。私と宇佐美館長は絶対に正しいので、私たちは何も悪くないので今まで通り続けていきます」とコメント。  宇佐美館長もマイクを持ち、「今日は出場させていただきありがとうございます」と佐伯繁代表ら関係者に感謝の言葉を述べると、「悪い人にとらわれるよりも、協力して助けてくださる人たちと手をたずさえて前に進むことが何倍も大事だと思いました。これからもよろしくお願いします」と語り、中井とともにケージを降りた。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R ×竹林愛留(伊澤星花チャレンジ)48.9kg[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇イ・イェジ(team aom)49.1kg→49.00kg  空手ベースの竹林は、23年9月の彩綺戦の大激闘後、アゴの骨折で長期離脱。「伊澤星花チャレンジ」を経て、25年11月のサラ戦で復帰し判定勝ち。  26年2月大会で金原正徳門下生の須田美咲あらため海咲イルカと対戦、2R ケージ際で左で脇を差し上げた竹林が左手で海咲の頭を押さえて右ヒザ一閃! ダウンを奪いパウンドアウト勝ち。22歳。  イ・イェジは、柔道&キックベース。5月に大島沙緒里にアトム級で判定勝ち。11月に浜崎朱加と対戦し、投げられてのキムラは防いだものの判定負け。MMA戦績を6勝8敗としている。26歳。 竹林「ブッ倒します」 イェジ「今日この場に立てるようにしてくれた関係者の皆様、DEEPの皆様、周りの皆様、ありがとうございます。強い試合を見せられるように頑張ります」  1R、竹林の蹴り終わりにテイクダウンを奪うイェジ。クローズドに入れてギロチンを狙う竹林に首を抜くイェジ。サイドを奪うが、マウントになると片足を戻す竹林はシザーズから上になってゴング。イェジのラウンド。  2R、早々に間合いを潰すイェジは左の蹴り、右ストレートから前に。左で差して押し込むが、前腕で剥がそうとする竹林にイェジは右で差して回して押し込み。  左小手の竹林にヒザのイェジ。突き放した竹林はイェジの蹴りに右ストレート、ワンツーで詰めるとヒザ! 竹林の右ストレートにイェジは組みに。入れ替えてがぶる竹林がバックを乗るが、イェジは前に落として上に。  トップから左足をまたぎパウンド、脇差しパスからサイドに出てパウンドのイェジはクルスフィックスでパウンドも竹林がブリッジで上を取り返してパウンドでゴング。スタンドで竹林、グラウンド打撃がイェジだが。  3R、竹林の左の蹴りを掴んでシングルレッグのイェジ。ダブルレッグに切り替えも切って首相撲ヒザの竹林! イェジもボディ打ち。左で差して押し込むのは竹林。ケージ背にするイェジに、差し合いでヒザを突く竹林。離れて左右を突く竹林にダブルレッグでトップを奪うイェジ。  下の竹林は腕十字狙いからトップ、マウントに。足を戻したイェジはクローズドガード。下からも突く。左足をまたいでハーフで押さえ込み削る竹林は鉄槌! ヒジ。残り10秒をハーフから攻めてゴング。  判定2-1(29-28×2, 28-29)でイェジがスプリット判定勝ち。泣き崩れた竹林は伊澤星花の肩を借りてケージを後にした。 [nextpage] ▼DEEP JEWELSストロー級 5分3R〇ののか(FIGHTER'S FLOW)52.65kg[判定2-1] ※28-29、30-27、29-28×キム・ソユル(MOB Training Center) 52.35kg  ののかは、東京都学生柔道大会-52kg級で2位の実績を持つ。24年11月のプロMMAデビュー戦で横瀬友愛に一本勝ち後、25年4月に900gの体重超過でマユミGSBをパウンドTKOもノーコンテスト。  25年9月の前戦で22年の全日本ボクシング選手権優勝の堀内美沙紀を1R 肩固めで極めている。25年11月にストロー級で重田ホノカと対戦予定も、重田が複数の疾患により直前で欠場、試合中止となっていた。25歳。  キム・ソユルは、MMA9勝1敗。2016年11月のMAX FCでキックボクシングでプロデビューを果たすと、6勝1敗。2017年にMMAキャリアをスタートさせ、2019年2月に桐生祐子に判勝ち、10月の日本大会では、現女子スーパーアトム級世界王者のSARAMIにもONEアトム級(※52.2kg)で判定勝ち。2021年12月には「Double GFC女子ストロー級(47.62kg)王座決定戦」で、ホン・イェリンの欠場を受けて代役出場したソン・ヘユンを相手に暫定アトム級ではなくストロー級で対戦し、1R 腕十字による一本勝ちで王座に就いている。  22年11月の修斗では、フライ級(56.7kg)でライカと対戦。3R リアネイキドチョークで一本勝ちすると、23年3月のONE FFでスリ・マンフレディに1R ギロチンチョークで一本勝ち。  23年8月のONE FFでは、ノエル・グランジャンを2R 三角絞め。25年3月の前戦AFCでは、中国のヤン・キンキンを1R ギロチンチョークに極めて5試合連続一本勝ち中。28歳。 ののか「この度はすごく面白くてワクワクする選手をありがとうございます。8カ月分のののかを全てぶつけます。よろしくお願いします」 ソユル「韓国から来ました。所属はMOBジムです。頑張ります」  1R、シングルレッグのののかにソユルは背中を見せて立ち上がり。バックリンチのののかは右足をかけてボディロックテイクダウン。パウンド。立つソユルをクラッチしてヴァレリーキック。立つソユルのリストコントロール。  クラッチを切ろうとするソユルの足を踏み。かかとを足に落とす。ボディロックで回して後方に投げて寝かせたののか。左腕を狙いつつシングルバックのののか。ソユルは後転してトップを奪い返したところでゴング。  2R、ののかの組みを切り始めたソユル。組むののかは大外刈テイクダウンもガードに戻して立つソユルが前に。右ストレートにサウスポー構えから左ストレートを返すののか。さらにワンツー。詰めて押し込むののかを前腕ではがしたソユル。右で差して押し込み。ブレーク。  プレスをかけるソユル。頭を振って左右。ののかの下がりながらの組みを切るとサイドバックに。しかしののかは亀から立つと。崩したソユルに隅返しからキムラでスイープを狙う。ゴング。  3R、先に中央に出るソユル。ののかは右回りでダブルレッグもがぶりのソユル。立ち上がり。再びダブルレッグのののかをスプロールするソユルはののかのアームロックからの返しにトップを取り、ハーフからパウンドで飛び込み。  フルガードに戻したののか。ヒップスローを潰すソユルが上のまま、細かいパウンド、しかし上に乗り過ぎたところをブリッジでリバーサルのののか。ソユルの右腕をキムラクラッチ。股下をつかんで防ぐソユルを回そうとするののかだが、ソユルもまたいで防いでゴング。  判定ソユル29-28、ののか30-27、ののか29-28の2-1でののかが国際戦で勝利。コールにののかは咆哮した。 [nextpage] ▼DEEP JEWELSストロー級 5分2R ※選手名から前戦〇桐生祐子(FourRhombus)52.65kg[2R 1分37秒 TKO] ※鉄槌×月井隼南(フリー) 51.95kg  韓国のTOP FCでプロデビューし、2019年2月からONE FCに参戦した桐生祐子。2021年12月からDEEP JEWELSで3連勝を飾るもここ最近は連敗を喫するなど厳しい状況に追い込まれたが、DEEP JEWELS 52で堀井かりんに一本勝ちを収めた。 桐生「今回は空手の世界チャンピオンということで、チャンピオンとやることなんてないと思うので、凄く楽しみにしています。その反面、私のMMAをしっかり見せてMMAの厳しさを突きつけて、しっかり勝利したいと思うので、応援よろしくお願いします」  月井隼南は空手の東南アジア競技大会で金メダルを獲得し、ワールドゲームス2022で優勝するなど世界一に輝いている。MMAデビュー戦となった2024年8月に坂本瑠華をリアネイキッドチョークで極めるもその後勝ち星に恵まれなかった。そんな中、25年11月にはSAAYAを一撃でマットに沈めている。 月井「伝統派手出身。そして現在FightBase都立大で練習させていただいてます。今回は桐生選手という凄く経験値もあってタフな選手と試合が出来ること凄く嬉しく思います。明日は私の意地とプライドをしっかり見せつけて会場を盛り上げられるような試合をしますので、応援のほどよろしくお願いいたします」  1R、間合いを詰めて右で差す桐生を突き放した月井から詰めて首周防ヒザ! さらいに桐生の組みを切った月井はヒザ、右の突きにケージに詰まる桐生。左右連打の月井だが、体力使ったか、少し動きが止まる。  右オーバーハンドを放ち組んでテイクダウンの桐生はマウント奪い腕十字もゴング。ヒジを伸ばされた月井はゴングに救われる。  2R、詰めるのは右目を腫らした桐生。左の蹴りで近づきダブルレッグの桐生を切る月井だが、なおも追う桐生。月井は右を突くが単発。  桐生は遠間からヒザ着きのダブルレッグテイクダウンからすぐさまマウント! 左腕をすくいながら右の鉄槌連打! 月井のセコンドの佐藤将光がバトン(タオル)を投げた。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R〇彩綺(和術慧舟會HEARTS)49.25kg→49.00kg[1R 0分32秒 TKO] ※左三日月蹴り×abbie(POLAR GYM OSAKA) 48.95kg  2022年7月にタイでKRUDAM52kg級の王者に輝き、BreakingDownで土木ネキに勝利した彩綺。2023年5月のDEEP JEWELS 41でMMAデビューし、9月には竹林エルのアゴを粉砕するなど、その破壊力のある打撃は凶器と言える。その後も古瀬美月、桐生祐子、SAAYAに勝利し、HIMEやパク・シウと激闘。前戦25年11月にパク・シウに2R TKO負けからの再起戦となる。 彩綺「再計量となってしまって申し訳ありません。すみません。必ず落として試合成立させるので少々お待ちください(※再計量パス)。応援よろしくお願いします」  対するabbieは香港からの留学生で1年前にMMAを始め、25年12月のDEEP大阪大会のアマチュアで大西に勝利し、プロデビュー戦となった26年3月にはROAD FCに参戦しているあ一子に判定勝ちしている。 abbie「頑張ります」  1R、サウスポー構えから左ストレート、左ミドルで詰める彩綺に、オーソのabbieは果敢に右ストレートを振っていくが、さばく彩綺は左ミドル、ストレートさらに左三日月蹴りを腹に刺すと、abbieが腹を押さえて後退。彩綺のラッシュにうずくまり、彩綺がTKO勝ち。再起を果たした。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 65kg以下 5分2R〇樹季(KING GYM KOBE)63.15kg[1R 3分44秒 TKO] ※スカーフホールド&パウンド×Te-a(AACC)64.3kg※中尾あづき(AACC)が怪我で欠場。  樹季は、淡路島の出身で柔道をベースに2021年12月の修斗でプロデビュー。2024年9月からDEEP大阪大会を主戦場に移し、MANA、栗山葵ををストレートアームバーに極め、鈴木BOSS遥からセンタク挟みで一本勝ちを収めた。しかし、26年2月のDEEP JEWELSバンタム級王座決定戦で百湖にKO負けに終わり今回が再起戦となる。  対戦相手のTeaは陸上自衛隊出身で約1年半ぶりのDEEP JEWELS参戦。デビューから3連勝を飾るもKINGレイナ、中井りん、百湖など強豪に敗れ、26年1月の前戦は修斗でホ ジュギョンに判定負け。今大会では同門の中尾あづきが欠場となり代打で出場が決まったがどんな戦いを見せるのか。 樹季「明日はボコボコ」 Te-a「急遽代役で出させてもらうんですけれど、中尾あづきが完全に回復したらぜひ戦ってあげてください。お願いします」  1R、いきなり詰めて四つからテイクダウンする樹季に、ケージ背に立つTe-a。樹季は再び四つから首投げテイクダウン。再度を奪い袈裟固めのままTe-aの右手を両足で挟んで左のパウンド連打! 防げないTe-aにレフェリーが間に入った。  樹季が1R 3分44秒、TKO勝ちでMMA6勝2敗に。6勝ちはすべてフィニッシュ。 [nextpage] ▼DEEP JEWELSミクロ級 5分2R×古林礼名(リバーサルジム新宿Me,We)44.35kg[判定0-3] ※18-20×3〇大井すず(和術慧舟會HEARTS)44.25kg  これまでにVALKYRIE初代フライ級王者の玉田育子、山崎桃子、永易加代を破っている古林礼名。25年3月のDEEP JEWELS 48ではちびさいKYOKAに2R TKO勝ちを収めたが階級的に試合機会に恵まれず、1年2カ月振りの試合となった。  大井は、放送作家の大井洋一の娘で高校時代にレスリングのインターハイで2連覇を飾っているレスラー。アマチュアで2勝1敗(渡辺真央の腕十字に一本負け)と経験を積み、25年9月のプロデビュー戦でジャカ季美香に完勝。11月のDEEP JEWELS 51では小雪を袈裟固めからアメリカーナで極めている。 古林「いろいろと練習してきたので、試合が出来るのが楽しみです。全力で勝ちに行きますので応援よろしくお願いします」 大井「一生懸命頑張ります」  1R、サウスポー構えの大井はジャブからストレートでプレス。しかし古林もコンパクトな打撃で迎撃。対テイクダウンの動きに右アッパーを突く。右前手フックを見せる大井が前に。しかし古林も右ミドル。その蹴り足を掴んでフックを当てる大井。  右を当てる古林。大井はサークリング。レベルチェンジのフェイントを入れて出入り。古林は左回りで外足を取り右前蹴り。かわす大井は打ち終わりにジャブを狙う。  2R、中央を取る大井。古林は右ミドルも掴んで左を突く大井。互いにジャブの刺し合い。左を突く大井。右に古林も鼻血。左ストレートで飛び込む大井。右から左の飛び込みと運動量でも勝負。鼻血が多くなる古林。その入りにはバックステップで間合いを保つ大井。右から左。  両者、打撃勝負。手数が少なくなる古林。大井は右前蹴りで古林のバランスを崩して前に。左右で前に出たところでゴング。判定3-0(20-18×3)でスタンドで進化を見せた大井が勝利。3連勝をマークした。 [nextpage] 【カード変更】▼DEEP JEWELS 53kg以下 5分2R〇SAAYA(フリー)52.45kg[判定3-0] ※20-18×3×渡辺真央(POLARGYMOSAKA)52.75kg※坂本瑠華(江口道場)練習中の怪我で欠場。  再起戦の両者。SAAYAは、25年6月にプロデビューし、11月に堀井かりんを極めると、その後、海咲イルカ、彩綺にスプリット判定で敗れ、11月には月井隼南にKO負けを喫した。そんな中、上京して新たな練習環境で挑んだ26年3月のDEEP大阪大会では上瀬あかりに腕十字で敗れるなど結果を残せなかった。対戦相手の坂本瑠華が大会4日前に怪我で欠場となり、急遽、渡辺真央に変更に。  現役JKファイターながら柔術をベースに25年5月のDEEPJEWELS 49のアマチュアファイトでレスリングエリートの大井すずから腕十字で一本勝ちを収めている。25年10月の前戦でボンサイ柔術の渡邉花美の腕十字に一本負けを喫した。 SAAYA「4日前に対戦相手の怪我と欠場で急遽対戦カード変更になったんですけれども、佐伯さん、てるみさん、あとPOLARGYMの今村代表、渡辺選手、受けてくれたおかげで試合成立することができました。いろいろな人に感謝して、絶対倒します。応援よろしくお願いします」 渡辺「ぼちぼち行ってみます。押忍」  1R、先に左右で出る渡辺に、SAAYAがテイクダウンで上に。腰を切り腕十字狙いの渡辺を潰してパウンド。すぐに立つ渡辺の前進に首投げテイクダウンのSAAYA。  下の渡辺はセンタク挟みもマウントになって首を抜こうとするSAAYA。渡邊は両足を掴んで首を挟みながらトーホールド。しかし横回転で抜けたSAAYAは右フック。さらにワンツーから右ミドル。組んで引き込む渡辺を潰して上に。フルガードの渡辺。ゴング。  2R、引き込む渡辺はバギーチョーク。腰を上げてまたいで足を解除させたSAAYAだが、渡辺はシングルレッグ。立つSAAYAはテイクダウン。渡辺は下からギロチンチョークを作り直し、ハーフから絞めるが、頭を抜くSAAYA。立ち上がり際互いにフック。SAAYAは右ストレート、右ロー。ダブルレッグテイクダウン。下の渡辺は鼻血。再びバギーチョークを狙う渡辺。極めさせないSAAYA。  判定3-0(20-18×3)でSAAYAが勝利。SAAYAはセコンドのアーセン、栗山葵と涙のハグをかわした。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 58kg以下 5分2R〇鈴木”BOSS”遥(SAI-GYM)57.6kg[判定3-0] ※20-18×3×田川真帆(IDEA ASAKUSA)57.6kg  これまでにアマチュアで角田光優、近藤セリナを破り、2023年2月のDEEP JEWELS 40でプロデビューしてから谷山瞳、Teaに連勝を飾った鈴木BOSS遥。その後、DEEP JEWELSのトップ戦線で活躍する中井りん、栗山葵、樹季に敗れはしたが着実に成長遂げており、今大会では期待の新人・田川真帆を迎え撃つ。  田川は、国内フェザー級トップファイターの松嶋こよみや、ONE で活躍中の澤田千優の元でトレーニングに励み、17歳ながら26年2月のDEEP JEWELS 52のアマチュアファイトに出場し、レスラーのたからを相手に衝撃のKO勝ちを収めた。この活躍により今回プロデビューを果たす事となった。 鈴木「今回はちょっと大人げなく体重を頑張って落としてきました。田川さん17歳ということで、今回は社会の厳しさを教えてあげたいと思います。よろしくお願いします」 田川「プロデビュー戦になるんですけれど、しっかり自分の存在をアピールできるような試合しますので応援お願いします」  1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブ、右ローの鈴木。田川も左前蹴りから右で圧力。鈴木は左インロー。さらに右オーバーハンド、右クロスも。  前手を顔に向けていて中断、再開。田川の右をかわしてシングルレッグから右小手の田川に脇潜った鈴木。バッククリンチから崩し。ヒザ。肩を入れて胸を合わせた田川。押し込む鈴木は足を踏み、肩パンチから離れ際右フック。鈴木ははシングルレッグで片ヒザを着かせるが、田川もすぐに戻す。  2R、右ローの鈴木。右ストレートを狙う田川の入りに右ストレートで田川のアゴを上げる鈴木は組んで押し込むが体を入れ替えた田川は離れる。  田川の蹴りを掴んでバックテイクの鈴木が崩すと、田川はケージまで歩いて立ち上がり。クラッチを切って右ローも、その打ち終わりに鈴木は左右連打! 電車道でケージまで下がる田川に鈴木は左差しバッククリンチ。肩入れて正対の田川は離れてジャブ。  すぐにシングルレッグの鈴木をスプロールする田川だが、鈴木はケージまで押し込み。頭を押さえてサイドバックに狙う田川はダースチョーク狙いも下に。サイドを奪う鈴木がトップから攻めてゴング。  判定3-0(20-18×3)で鈴木が勝利。これまで強豪相手に喫した連敗を3で止めた。田川はやるべきことをやったが潰されたほろ苦いプロデビュー戦に。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 60kg以下 5分2R〇JUICY(URUSHI DOJO)58.15kg[1R 1分17秒 TKO]×うらら(レンジャージム) 59.0kg  柔道をベースにその愛くるしいキャラクターで常に会場を盛り上げているJUICY。2023年9月のDEEP浜松大会で超弁慶に勝利し、その後Peachを破るが一時は試合から離れた。しかし、2年4カ月振りとなった26年3月のDEEP大阪大会では近藤セリナをKOするなど現在3連勝中。  今回対戦する初参戦のうららはキックボクシングとブラジリアン柔術を同時に始め、1年後に本場で学びたいと思いタイに渡り現地でムエタイやMMA、ブラジリアン柔術の試合に出場した経歴を持つ。現在帰国して癌の治療中であるアメリカ人の夫を支えながらレンジャージムで練習に励んでいる。 JUICY「2年半ぶりぐらいの東京での試合なので、しっかりみんなに見てもらえるように頑張ります。応援お願いします」 うらら「プロデビュー戦となりますので、存在感をしっかり見せていけるような試合内容にしたいと思います」  1R、詰めて組むうららに首投げテイクダウンのJUICY。立つうららは17センチ差を活かして首相撲ヒザ。しかしそれを剥がして右オーバーハンドを当てたJUICYは、うららの戻し際にさらに右を当てて左右ラッシュ! 最後は右でダウンを奪い、TKO勝ち。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 50kg以下 3分2R アマチュアSルール〇山吹マリン(和術慧舟會AKZA)49.75kg[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マスト山吹×谷山心優(フリー)49.7kg  バレーボール出身の山吹マリンは、25年5月のDEEP JEWELS 49のアマチュアファイトで和智美音を相手に長い手足を武器に打撃と寝技共に終止圧倒して完勝。その後元RIZINラウンドガールのあきび、村井成美を破り3連勝を飾るなど今後の活躍が期待されている。  対する谷山心優は、柔道で埼玉県の大会で入賞経歴を持ち、高校に入学してからグレて辞めてしまうもDEEP JEWELSで活躍している母の谷山瞳の影響でMMAを始めた。25年9月に和智美音相手に壮絶な殴り合いを制したが11月にあきびに一本負けを喫し、26年2月に村松美直にKOで敗れ連敗。再起を狙う。 山吹「練習してきたことを出せるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 谷山「相手とは10cm差あるので、懲りずに打撃でボコボコにします。応援よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えの谷山に、山吹は右ハイを見せる。山吹のシングルレッグにバックを奪う谷山はリアネイキドチョーク狙い。ボディトライアングルに組むが、後ろ手を剥がした山吹は腰をずらして胸を合わせてトップに。  長身を活かしてパウンドを届かせてマウントに。パウンドにブリッジの谷山はトップを奪い返す。スタンド。シングルレッグの山吹を再び潰す谷山はバック狙いでゴング。  2R、リーチ差はあるが打ち気の谷山が前に。左ストレートの打ち終わりに組んだ山吹がボディロックテイクダウン。右小手の谷山だが下に。すぐにマウントを奪う山吹は背中を見せた谷山を再び仰向けにさせた山吹。背後から細かいパウンド。谷山の正対際に腕十字を狙いゴング。  判定3-0(20-18×2, 19-19マスト山吹)で山吹が勝利、アマチュア4戦全勝とした。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS ストロー級 3分2R アマチュアSルール×あきぴ(ABLAZE八王子)51.7kg[判定0-3] ※18-20×3〇村松美直(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)52.55kg  RIZINのラウンドガールとして活躍した4児の母のあきびは柔術をベースに2024年11月のDEEP JEWELS47のアマチュアでMMAに挑戦し、25年3月にせりなから一本勝ちを収めた。その後連敗を喫するも、11月に谷山心優をリアネイキドチョークで極め、26年2月にはちゃんりなを破り連勝。今回も勝利し、3連勝でアマチュアルール卒業となるか。  村松は、北信越ジュニア柔道体重別選手権で2位の実績を残している柔道家。25年11月のDEEP JEWELS 51でMMAに初挑戦し、ボンサイ柔術の渡邊花美に判定で敗れたが、組み技の受けの強さを見せている。26年2月に谷山心優にKO勝ちを収めるなど、師匠の石渡伸太郎が期待を寄せている選手。 あきぴ「今アマチュアで3勝3敗なので、ここで勝ち越してプロになれるように精一杯頑張るので応援よろしくお願いします」 村松「たくさん寝て、前回よりもいい試合ができるように頑張るので応援お願いします」  1R、オーソのあきぴに、サウスポー構えの村松。先にワンツーから組むあきぴに村松はシングルレッグ、そこにキムラを狙うあきぴだが、村松はテイクダウン。あきぴの立ち際にバック、さらに左足をかけてテイクダウン。両足フック、あきぴは組み手を作らせないが村松のラウンドに。  2R、右のダブルで前に出るあきぴ。サウスポー構えの村松も右を突いてシングルレッグを手前に引き出しテイクダウン。ハーフから右手枕で抜かせる。しかしあきぴは下からトラックポジションへ。外がけでヒール狙い。サドルロックを組ませない村松が潰してゴング。  判定3-0(20-18×3)で村松が勝利した。 [nextpage] 【オープニングファイト】※17:10から開始予定 ▼DEEP JEWELS ストロー級 3分2R アマチュアSルール×愛温(CAVE)52.5kg[判定0-3] ※19-19マスト山内×3〇山内梨緒(伊澤星花チャレンジ)51.9kg  愛温は、オランダ出身で2021年3月のDEEP JEWELSアマチュア大会で萩原美緒から一本勝ちを収めたが2023年9月のDEEP JEWELS 42ではサラにスプリットの判定で惜敗。現在はCAVEのインストラクターを務めており2年半振りの参戦に。  山内梨緒は、今大会高校を卒業して北海道から上京したばかり。5歳から始めた柔道で高校時代には全国インターハイ、全国柔道選手権、全日本ジュニアに出場し、昨年9月の伊澤星花チャレンジのオーディションに合格した期待の逸材である。伊澤星花の元で練習し、短期間ながらMMAデビューする事となった。 愛温「最後試合したの2年半ぶりなので、やっと日本に戻れて凄くこの試合楽しみにしてます。CAVEの皆さんにいつもいっぱい元気をいただいているので、応援してくださってる方いつもありがとうございます。自分のベストを尽くして、いい試合を見せられるように頑張っていきます。よろしくお願いします」 山内「『伊澤星花チャレンジ』1.5期生です。練習してきたことをしっかり出して一本狙いに行きます。応援よろしくお願いします」  1R、山内は詰めて右で差してボディロックで投げもすぐに立つ愛温は山内の頭を押し下げて高い右ヒザ! さらに右のクリンチボクシング。  2R、右フックからすぐに組む山内にヒザを突く愛温は体を入れ替えヒザを顔面に。しかし背負い投げテイクダウンの山内。立つ愛温をボディロックテイクダウンでパウンドからバック。両足をフックから二重がらみ。。背後からパウンド。2Rは取り返した山内。判定は19-19マスト山内が3者で山内が勝利した。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 49kg 以下 3分2R アマチュアSルール×横江明日香(リバーサル立川 ALPHA)48.9kg[判定0-3] ※18-20×3〇デスティニー(FIGHT BASE 都立大)48.7kg  金原正徳がキックボクサーとして育てた横江明日香。DEEP JEWELSのアマチュアキックで島村優花を下すが先輩の海咲イルカの刺激を受け2024年11月のDEEP JEWELS 47のアマチュアMMAデビュー戦で須山ゆなにKO勝ちを収めたが、2025年3月に横瀬美久に一本負けを喫した。その後、せりなに勝利したが五十嵐莉子に敗れている。  豪州から来たデスティニーは、K-1ファイターのサム・グレコのもとで指導を受け、高校時代はレスリングに打ち込んだ。現在は日本で佐藤将光のFIGHT BASE都立大で練習に励んでいる。  1R、左ジャブのトリプルから組んだデスティニーに横江は両差しで体を入れ替え離れる。右を突く横江に左フックを突くデスティニーはダブルレッグテイクダウン。横江は下からラバーガード、デスティニーは片足を抜くと、横江はフックガードに戻して立ち上がり。ヒザを突く。デスティニーは離れ際に左右フック。  2R、ともに中央の取り合い。ワンツーの横江の打ち終わりに右フックのデスティニー。首相撲ヒザの横江に。ワンツーの出入りのデスティニー。横江も前蹴りから詰めてボディロックテイクダウン。バッククリンチの横江の脇を潜り立つデスティニー。  離れてスタンドに。シングルレッグで尻を着かす横江。デスティニーは片足をつかんで後方に投げて立ち上がり。互いに組んでゴング。判定3-0(20-18×3)でデスティニーが勝利。
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