▼第7試合 DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R
×須田萌里(SCORPION GYM)48.60kg
[1R 4分27秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
〇パク・ジョンウン(Team Strong Wolf)48.90kg
18歳の須田は、対戦相手のレベルが上がった2022年に4勝2敗。2022年3月に青野ひかるに腕十字で一本勝ち後、5月に大島沙緒里に一本負けも、にっせー、村上彩に勝利。11月に元DEEP JEWELSストロー級暫定王者の本野美樹に判定負けしたものの、2023年3月の前戦ではアトム級で桐生祐子に2R リアネイキドチョークで一本勝ちしている。
対する“リトルウルフ”ジョンウンは2015年、18歳でプロデビュー。DEEPマットでは、キャリア2年目で黒部三奈、3年目に前澤智に敗れたものの、富松恵美、佐藤絵実に勝利。
2018年12月にハム・ソヒに判定負けも、2019年は3勝1敗。HEATではキックルールでも戦い、鈴木万李弥にスプリット判定で勝利している。
2021年9月にはROAD FCアトム級王座戦でシム・ユリにスプリット判定負けで戴冠ならずも、キックで無敗の立ち技に加え、レスリングも消化し、2022年7月のROAD FCではかつてシム・ユリに判定勝ちしているホン・ユンハに1R TKO勝ちしている。
須田「パク選手と試合ができることをずっと楽しみに練習してきました。明日は自信を持って戦えるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
ジョンウン「久しぶりの日本での試合ですごくワクワクしています。明日は応援よろしくお願いします」
1R、ともにオーソドックス構え。頭を下げてから上に組もうとした須田の頭がジョンウンの顔に当たりバッティングで中断後、再開。
左右で詰める須田をさばくジョンウンは右ロー。須田のダブルレッグからの引き込みには手首を取られず、腕を引いて足で下の須田の足を蹴って離れる。立ち上がる須田。
右ミドル、右の前蹴りを腹に突く須田。引き込みを警戒するジョンウンは右カーフ、ミドルを被弾。右ヒジを狙うジョンウンは、須田の右の蹴りに右ストレート! ダウンした須田にジョンウンは重い鉄槌連打。打たれ続ける須田にレフェリーが間に入った。
試合後、座り込み涙の須田に、ジョンウンは近づいてハグ。
ケージの中で「久しぶりの日本での試合にワクワクしました。須田選手は強くて距離感を取るのが大変でした。これからは私だけじゃなく須田選手のことも応援してください」と語った。