武尊は「こういう児童養護施設の訪問は、最初は3~4年前。地元の施設に行かせてもらって。子供たちは心に傷を持っていたり家庭環境に不安を抱えてたりするんですけれど、一緒に遊ぶと心を開いて楽しんでくれるし、何かやりたいというパワーを持っていると感じたので、そういう機会を増やしたいという気持ちでやっています」と、このプロジェクトがスタートする前から活動していたことを明かす。
「格闘技を体験してもらったりして、いろいろな可能性を与えられればと。僕は格闘家になりたい目標と同じように保育士になりたい気持ちもあってそのための学校にも行っていました。昔から子供たちのために何か出来ることをやりたい気持ちがあって。僕は格闘技という形で子供たちにパワーを与えられたらいいなって気持ちでやっているんですけれど、現役でやっている間に影響力も付いてきて、このタイミングでこれを活かせるのは何かなと考えた時に慈善活動をやろうと。全ての問題解決は出来ないけれど、僕が活動することによってたくさんの人が賛同してくれたり、もっと大きなプロジェクトとして出来るのかなと思ったので、タイガーマスクとして活動していくのがいいと思いました。
児童養護施設を回らせてもらっているけれど、海外でも生活が貧しい地域とか、ラオスは同じアジアの中でも一番貧困と言われている場所で、靴も履いてないで服もボロボロだったり、舗装もされていないところで土にもウイルスがあるところで裸足で歩いていたりとか。教育が受けられないことで大人になったら仕事がなくて貧困が続いているという現状を生で観て。僕が活躍してある程度お金を持っているから出来るんじゃないかと思うと思うんですが、ラオスの賃金やお金の現状を見ると一般の方でも協力できる額でいろいろな問題が解決できるんです。
学校の先生は日本円で1万5000円の給料でやっていると聞いて。でも、それも払われない人もいて、勉強を学べない現状を聞いて、普通の人が一食我慢すれば払える額だったりとか、そういうお金でも支援が出来ると知ったので。僕もプロジェクトを大きくしていきたいですけれど、僕一人では出来ない。僕のファンや賛同してくれる方がいれば力を合わせて、こういう恵まれない生活に不安がある子供たちを助けることが出来たり、生活をいいように世界中の子供たちにして行けると思うので、賛同していただける方がおられたらプロジェクトを盛り上げてたくさんの子供たちに夢や希望を持って夢に迎える環境を作ってあげたいと思います」