記者会見での質疑応答
――リング上で何らかのマスクを被っての戦いが見たいとの声もあると思うが、エキシビションなどでもそういった動きは?
「今のところ予定はありませんが、それをやることによって7代目タイガーマスクプロジェクトが広がっていくのであれば考えたいと思います」
――タイガーマスクになった気分は?
「嬉しい気持ちもたくさんあるし、子供の頃に憧れたスーパースターで、その名前を受け継げることは責任もあるので身が引き締まる思いです。これからもっと頑張っていこうという気持ちです」
――佐山さんが武尊選手のお母さんと会ったとのこと。その感想は?
「この話を初めて母にした時に感動してくれたし、今日もお会いする前は緊張して震えているみたいな感じだったので。佐山さんのおかげでこのプロジェクトも大きくなって、母にも会っていただいていい親孝行をさせていただいたと思います」
――チャリティーや支援活動は有名な芸能人やスポーツ選手がやっているイメージがある。そういう世間に顔を出している人間としての責任を以前から感じていた?
「責任と言うよりも、僕は有名になる前からこういう活動をしたいと思っていたし、自分に出来ることで施設に訪れてミット打ちを見せたり、僕の体験談や今までの経験を話したり、そういうことでパワーになるのだったらということでそういう活動をさせてもらっていました。僕が有名とか関係なく、今の知名度をこういう形で利用できるのであれば、それによって助かる人やこのプロジェクトが大きくなればありがたいと思います」
――試合とこの活動を両立、ハードなトレーニングをしながらは大変なのでは?
「そこは大変なこともあると思いますが、今までも試合前からそういう場所や子供たちに会いに行ったりすると逆にパワーをもらえるんです。子供たちに、この前会った武尊選手が勝ったとなればパワーをあげられると思うし、僕も会いに行った時に子供たちに勝つ姿を見せなければといういいモチベーションやパワーをもらえているので。大変なことももちろんあると思うんですけれども、僕がパワーをもらえる方が大きいと思うので全然問題ないと思います」
――今後タイガーマスクを被っている姿はどんな場所で見られる?
「訪問の時だったりとかで喜んでもらえるのであれば、マスクで登場したいと思います、僕がこのマスク姿で試合をすることがあって、それによってプロジェクトが広がっていくのであれば、ちゃんと準備をしてそういった舞台もあればいいかなと思っています」
――試合の入場や退場で被ることは考えていない?
「それもこれから考えていこうかなと考えています」