MMA
インタビュー

【RIZIN】「大人になった」RENA「テクニックでいろいろ散らしつつ、最後仕留められたらいいなと思っています。私らしい試合になる」

2023/04/27 22:04

スピードも落ちず威力もそのままでいけている


 計量前日ということで身体がしんどいのではと聞かれると「いや、全然しんどくないです。49kgよりラクなので体調も凄くいいですね、最後水抜きが少し残っていますが体調はいいです」と、減量疲れはなさそう。

 体重が上がることでパワーは増すと思われるが、スピードはどうなのかと問われると「スピードも落ちてないと思います。今回は打撃のミットで追い込んできたので、スピードも落ちず威力もそのままでいけていると思います」と維持できているとする。

 フィジカルトレーニングを1年以上やり込んできたことで、殺傷能力に変化はあるか。RENAは「研究されてきて倒しづらくはなっていると感じるので、そこをテクニックでいろいろ散らしつつ、最後仕留められたらいいなと考えています」と、試合を重ねて研究材料が増えた分、前より倒しづらくなったことを感じているが、それをテクニックで補いたいという。すると新しいテクニックも用意しているのかと聞かれると「まあ、いろいろと用意はしています」と含みのある答え。

 ケージは2019年の『Bellator』で経験も、その後、ケージを意識した練習はしていなかったと言うが、「試合が決まってからケージだと分かっていたので、そこから壁やケージだったりで練習して。試合の最後の調整でトライフォース赤坂さんに2回お邪魔させてもらってフルケージで藤野(恵実)さんと澤田龍人と本野美樹と、いろいろなシチュエーションの中で練習が出来たので凄くいい練習になったかなと思います」と、ケージ対策は万端のようだ。

「練習と試合ではちょっと違うのでやってみないと分からないですけれど、もう60戦近くリングでやっているので、そう思うと私はリングの方がやりやすさと安心感がありますけれど、新たな気持ちでケージに上がるってことでどんな結果になるか分からないですけれどワクワクしています」

 前回2022年7月の試合で左眼窩内側壁骨折を負い、そこからの復帰戦になることには「眼窩底が折れましたが壁側だったので手術もなく支障もないので不安もないです」と影響はないとし、「練習できない期間もありましたが技術の見直しだったり、ちょっとリフレッシュできた部分もあるので全てプラスに向いていると思っています」と前向き。

 リスクを冒してでもフィニッシュしに行くのか、そう聞かれると「私は判定より一本・KOの方がいいので、毎試合1Rで終わらないかなという気持ちでやっているので、そこは全然来ていただけるなら私も迎え撃つ気持ちがあります」と、相手が倒しに来るのなら自分も行くと宣言。

「今回凄い警戒というか、やるかやられるかの勝負だといつも以上に思っていて。フィニッシュ率が高いのでそこは警戒しないといけないし、でも向かってくる=倒す気が生まれるので早期決着にはなるかなと思っています。いつもちょっと最初にやられちゃうので(笑)。多分、私らしい試合になると思います」と、最初にピンチの場面があっても必ず倒して見せると誓った。

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