モトヤとアサクラ、フアンとイノウエでタイトル争奪トーナメント? よし僕の仕事ができたぜ!
6月16日には、「Bellatorバンタム級正規王者セルジオ・ペティスvs.フェザー級王者パトリシオ・ピットブル」による、バンタム級“正規”王座防衛戦が組まれている。
この正規王者の勝者と、暫定王者のミックスは「王座統一戦」に臨むことになる。
「(現正規王者の)セルジオ・ペティスが僕と戦いたいのかどうかは分からない。彼はストッツの勝利を予想したようだが、どうしてそんなことができるのか。パトリシオ・ピットブルが勝っても試合を受けると思う。僕はパウンド・フォー・パウンドのナンバーワンと戦いたいんだ。ベストの相手と戦いたい。とにかく、僕はいま、世界で最高のバンタム級選手だと信じている。僕はいまさらに良くなっている。いままさに全盛期を迎えているところなんだ。最初の敗戦(2020年9月にフアン・アーチュレッタに判定負け)は、プライドと未熟さのせいだった。今は歳をとって賢くなった。完全に進化している。グラップラーとしてだけでなく 僕は何でもできる。それを証明するためにここにいる」
正規王者と暫定王者の統一戦。さらに、ミックスは「もうひとつのベルト」の獲得も視野にいれている。堀口恭司が返上したRIZINバンタム級のベルトだ。
GP前の本誌の取材に、ミックスは、5月6日の『RIZIN.42』有明アリーナ大会で、朝倉 海vs.元谷友貴、井上直樹vs.フアン・アーチュレッタが行われること、その勝者同士が空位のバンタム級王座を争うことを聞き、次のように語っている。
「ワーオ!(横にいるコーチに)聞いたか! モトヤとアサクラ、フアンとイノウエでタイトル争奪トーナメントだそうだ。よし僕の仕事ができたぜ! 聞いてくれ! まずスタッツを倒し、次にペティスだ。同時にフアン・アーチュレッタも日本で仕事をしてくれるはずだ。だからフアンとあるいは勝者と二つのベルトを賭けて戦うぞ! いやあ、絶対にやりたいね! また日本で戦いたいよ。スコット・コーカーはRIZINと話をまとめてくれるからね。再びBellatorを代表して日本で戦えたら、もう最高だ!」