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2023年4月1日（土）に丸善インテックアリーナ大阪（大阪市中央体育館）で開催される『RIZIN.41』のフェザー級で、堀江圭功（ALLIANCE）と対戦するヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）が30日、個別インタビューに応じた。
2020年2月のRIZIN初参戦から3勝1敗ながら、ケラモフ自身は「これまでRIZINで4回試合をして負けていない（※2021年6月に斎藤裕にスプリット判定負け）。私自身は敗者ではない、勝ったと思っています。今回、勝てばベルトに挑戦したいし、その覚悟で立ち向かっていきます」と、堀江戦に必勝体制で臨み、クレベル・コイケが持つフェザー級王座に挑戦したいと語った。
なるべく早い時間で勝利を勝ち取りたい
──現在のコンディションはいかがでしょうか。
「いまのコンディションはとてもいいです。約3カ月、米国のキルクリフFCでトレーニングを行い、アゼルバイジャンに戻って体重調整をしてきました。試合への準備は万端です」
──キルクリフFCには井上直樹選手も出稽古中ですが、重なっていたのでしょうか。
「それがちょうど自分がアゼルバイジャンに戻った後に井上選手は来たようで、入れ違いでした」
──前戦は2022年7月の山本空良戦の判定勝ち。9カ月ぶりの参戦で、この間のRIZNフェザー級戦線をどのように見てきましたか。
「私にとってはそういうような変化は大きく影響していません。私自身が良い練習を積んで、よい体調で臨みたい。全力を尽くしたい、それだけです」
──元UFCの堀江選手の印象は？
「これまで練習でもUFC選手とたくさん練習してきましたし、特に元UFCの選手だということは大きな影響を受けません。全力を尽くして戦うだけです」
──堀江選手の打撃については？
「もちろん彼の試合を観て研究して準備してきました。私が持ってるものを出せば必ずいい試合になると思っています」
──試合の展望を。
「いずれにしても必ず勝利したい。KOでも一本でも。その力もあると思っている。グラウンドにおいても打撃でも決して負けない自信がありますし、なるべく早い時間で勝利を勝ち取りたいと思います。勝ち取れると思っています」
──早い時間で勝利する根拠は？
「対戦相手に対して打撃でもグラウンドでも私の方が優れていると信じているから、早いうちに勝利を決められるし、そのために練習をしてきました。堀江選手よりももっと強い選手とも戦ってきて勝ってきています。彼が特別に強いとは感じていません」
──そのフィニッシュはどんな形になりますか？
「実際に試合をしないと早い時間でどんな形でフィニッシュするかは分からないけど、打撃にしてもグラウンドにしても自分の持っている力・技術を使って早い勝負を決めるのは変わらないです」
──戦いにおいてこだわっている点は？
「自分の能試合のなかで絶対に退かない、前に出て勝ちを掴む──それがこだわりです」
──もしフェザー級ランキングがあるとしたらご自身は何位だと考えますか。
「ランキングといっても、ほかの選手を私は仕分けないですが、私自身は非常にいい位置にいると思います。自分のことを信じているからです」
──3連勝すれば、クレベル・コイケ選手の王座に挑戦する資格があると考えますか。
「もちろんです。今回勝てば5連勝。これまでRIZINで4回試合をして負けていない（※2021年6月に斎藤裕にスプリット判定負け）。私の自身のなかでは敗者ではない、勝ったと思っています。今回、勝てばベルトに挑戦したいと思っていますし、その覚悟で立ち向かっていきます」
──ところで、Bellatorでトレーニングパートナーのトフィック・ムサエフ選手が敗れたことは、ケラモフ選手はどう受け止めていますか。
「勝負というのはどちらかが勝ってどちらかが負ける宿命。トフィック選手は今回、敗者になりましたが、でも次回、同じ選手と戦って負けるとは思いません。やはりその試合をしっかり分析して次に備えることが大事ではないでしょうか」
──日本のファンにメッセージを。
「日本のファンの皆さんを大好きです。とても応援サポートもしてくれて力になっています。試合をするときにその人たちのためにいい試合をしたいと思っています」
