前回の試合キャンセル後、すぐにオファーが来たので、それだけ見たいという人たちが多いんだろうなと
――平田樹選手、3月25日の『ONE Fight Night 8』に向け、シンガポールに入ったのはいつですか?
「3月18日の夜です」
――いつもより早めに入っていますよね。
「そうです。ちょっと早めにニューヨークから入りました。長かったです。ドバイ経由で19時間から20時間くらいかかりました」
――時差ボケはもう解消されましたか。
「最初はめっちゃつらくて、1日だけ24時間くらい起きてて、そこからはけっこう大丈夫です」
――シンガポールに入って4、5日目ですが、練習もこなしていて調子はいかがですか。
「調子はいい感じです。ここでは練習を2部やったり、1部だったりですけど、変わらずレスリングをやったしています。あとは2、3日調整して試合って感じです」
――前回11月の試合のキャンセル以降、すぐにアメリカ戻ったと思いますが、強化してきたことは?
「そんなに変わることなく、レスリングの練習を増やして、グラップリングも増えたかなという感じです」
――あらためて、前回のハム・ソヒ戦の計量失敗があって、試合ができなくなったときの心境を教えてください。
「練習しただけで終わっちゃったんで、試合を見せれずに終わったことの悔しさと、自分に負けたなって感じですね」
――その前回の経緯があって、ハム選手がこの試合を受けたことについて、最初に聞いたときはどのように感じましたか。
「まあ、試合するかみたいな感じです、自分的には」
――では、試合ができるということに関してどう感じましたか。
「試合できることはすごい嬉しいことだし、すぐオファーが来たので。それだけ期待と見たいという人たちが多いんだろうなと思って、自分はすぐOKしました」
――今回ハム・ソヒ選手と初めて戦うことになるわけですが、3R、どんな試合展開を予想していますか。
「厳しい戦いになるかもしれないけど、最後まで攻め切ればチャンスがあると思います」
――ハム・ソヒ選手の強み・弱みを、平田選手はどう感じていますか?
「打撃の近い距離が得意かなと思うのと、あとはテイクダウンのところに少し穴があるんじゃないかなと、デニス・ザンボアンガとの試合を見て思っています。でもそんなすごい穴があるわけじゃないので、その隙をしっかり捉えれたらなと思います」