キックボクシング
レポート

【NKB】97戦目の藤原あらしが63勝目をKOで飾る、勇志がTAKERUを降す、アリスがフリー初戦を勝利で飾れず判定負け

2022/12/24 19:12

▼第10試合 NKBウェルター級王座決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
○笹谷 淳(team COMRADE)
TK0 2R 0分47秒 ※セコンドからのタオル投入
×ゼットン(NKジム)
※笹谷が決勝へ進出。


 1R、サウスポーから左ミドル、左インローと左の蹴りを蹴っていき、前へ出ると左ストレートを繰り出す笹谷。この左ストレートがゼットンを捉える。しかし、笹谷が左ストレートを出したところへゼットンが左フックを合わせ、ダウンを奪う。それでも前へ出る笹谷をゼットンの右フックが襲うが、笹谷が左ストレートで大きく吹っ飛ばしてダウンを奪い返した。


 2Rも前に出る笹谷だが、ゼットンが下がりながらも左フック合わせる。笹谷は組み付くとヒジと顔面ヒザ。ブレイク直後、笹谷渾身の左ストレートがヒットし、真後ろにダウンするゼットン。セコンドからタオルが舞い、笹谷がTKO勝ちでトーナメント決勝進出を果たした。



 両者は2月に決勝戦を争う。笹谷は「パンチが効いた。とにかく勝ってよかったです。僕、47ですけれど今が一番強いと思っています。2月に2年前に負けたCAZ選手にリベンジしてベルトを巻きます」とアピール。CAZは「2年前にNKBに初めて上がった時に戦ったのが笹谷選手でした。笹谷選手が勝つと思う人は拍手してもらえますか? 自分が勝つと思う人は拍手してもらえますか? この答えは2月に5Rで決着を付けましょう」と語った。

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