▼セミファイナル(第11試合)フェザー級 3分5R
×TAKERU(GET OVER/WBCムエタイ日本統一フェザー級8位)
判定0-3 ※47-50、45-50×2
○勇志(テツジム/NKBフェザー級3位)
TAKERUは2021年1月に小笠原瑛作の兄・裕典に判定勝ちしてKNOCK OUT初戦を飾ると、3月大会では龍聖との新鋭対決に臨んだが1Rに左肩を脱臼するアクシデントもあり判定負け。その後、長期欠場からの復帰を機にリングネームを本名の大脇武(おおわき・たける)からTAKERUに変えて、今年7月に栗秋祥梧と対戦。3倍以上のキャリアを持つ実力者を相手に完勝を飾っている。9月には小笠原瑛作と第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王座決定戦を争ったが、TKO負けで王座を逃した。戦績は15勝(7KO)7敗。
勇志は7勝(3KO)1敗1分の好成績を持つNKBのランカーで、7月にはメインイベントで郁弥をKOしている。
1R、サウスポー同士。ローの蹴り合いから有氏がワンツーで切り込むがこれはTAKERUがかわす。その後も空振りが目立った勇志だが右ジャブをヒットさせると徐々に距離をつかんだかパンチを当て始める。TAKERUは右フックからの左ロー。
2Rも左ローを蹴っていくTAKERU。勇志はワンツーで何度も切り込み、思い切った左右フックを振り回して左ミドルまでつなぐ。TAKERUは右ミドルと左ロー。
3R、左ローを狙い撃ちするTAKERUに思い切った左右フック、左ミドルを放つ優志。TAKERUは前に出るが優志の思い切りのいい攻撃をもらってしまう。
4R、スイッチしての右ストレートを強打する勇志。左ローには右ミドルを返す。飛び込んでの攻撃を当てていく優志だが、TAKERUは左ローを蹴り続ける。勇志の左ミドルでTAKERUの右わき腹は真っ赤だ。
5R、左ローを連打するTAKERUに右フックを合わせに行く勇志。TAKERUは右ハイを蹴り、右ボディ。TAKERUの打ち終わりにフックを合わせ、右ヒジでカットに成功。勇志はドクターチェックを受ける。再開後、前に出て打ち合いに行くTAKERUだが、勇志の迎え撃つ右をもらう。さらに左ヒジのカウンターでダウンを奪う勇志。