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【UFC】マネル・ケイプがUFC3連勝、キャノニアがストリックランドに判定勝ち、王者マカチェフと激闘ツァルキヤンがUF5連勝のイスマグロフに完勝。フライ級のアルバジが4連勝! サイード・ヌルマゴメドフがUFC4連勝

2022/12/18 06:12
【UFC】マネル・ケイプがUFC3連勝、キャノニアがストリックランドに判定勝ち、王者マカチェフと激闘ツァルキヤンがUF5連勝のイスマグロフに完勝。フライ級のアルバジが4連勝! サイード・ヌルマゴメドフがUFC4連勝

(C)Zuffa LLC/UFC

 2022年12月17日(日本時間18日)、米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Cannonier vs. Strickland』が開催された。プレリミナリーの第2試合では、フライ級で元RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプがUFC5戦目を戦い、3連勝を決めた。

UFC Fight Night: Cannonier vs. Strickland 速報

米国ネバダ州ラスベガス /UFC APEX
現地時間2022年12月17日(土)、日本時間18日(日)朝6時~UFC FIGHT PASS

【メインカード】

▼ミドル級 5分5R
〇ジャレッド・キャノニア(米国)16勝6敗(UFC9勝6敗)185.5lbs/84.14kg
[判定2-1] ※49-46×2, 46-49

×ショーン・ストリックランド(米国)25勝5敗(UFC12勝5敗)186lbs/84.37kg

 メインを飾るミドル級戦(5分5R)では、7月に当時の王者イズラエル・アデサニヤに挑むも判定負けしたジャレッド・キャノニア(米国)が再起戦。対するショーン・ストリックランド(米国)も7月に現王者のアレックス・ペレイラに1R KO負けからの再起戦となる。大砲を持つキャノニアと速射砲のストリックランドの戦いはいかに。

 公開計量でゴリラの帽子をかぶったキャノニアは185.5ポンド(84.14kg)、ストリックランドは186ポンド(84.37kg)でクリア。フェイスオフでは笑顔で向かい合っている。

 1R、サウスポー構えからすぐにオーソドックス構えに戻したキャノニアが圧力をかける。ストリックランドは静かな立ち上がり。

 左ジャブの刺し合いからストリックランドを追うキャノニアはボディストレート。ストリックランドは左ジャブのダブル。キャノニアのワンツーに前蹴りで牽制。

 ストリックランドの左の蹴りに右前蹴りを返したキャノニアだが、その蹴り足を取られて立ち際にスタンドバックにつくストリックランド。正対したキャノニアは離れる。

 右から左のキャノニアにカウンターを狙うストリックランド。詰めるキャノニアは左の蹴りを上下に。そこに右ストレートを狙うストリックランドはサークリング。キャノニアが追い、ブザー。

 2R、中央を取るキャノニア。ワンツーの右はまだ遠い。蹴り足を掴もうとするストリックランドは左から右のワンツーを放つ。

 右のダブルで追うキャノニアだが、ストリックランドは左ジャブ。キャノニアは右カーフ。さらにもう1発。足を流して受けるストリックランド。右の前蹴りも。キャノニアは左右を強振するが、ストリックランドは遠い距離で迎撃。キャノニアも前蹴りを混ぜて詰めると、ストリックランドもワンツースリーと連打。下がりブロッキングのキャノニアは右をかすめて圧力をかける。

 3R、左右のボディストレートはキャノニア。変わらずジャブ・ストレートのストリックランド。フェイントからキャノニアはボディストレート。ストリックランドも下がらず中央でジャブで迎え撃つ。ジャブの刺し合いに、右で前に出るキャノニアは右カーフも。

 左フックから右にスウェイするストリックランドだが下がりながらでアゴを上げさせられる。さらにキャノニアはワンツー! ストリックランドも4連打で前に出るが、深追いはしない。ボディ打ちから左右の顔面に繋ごうとするキャノニアだが、顔は避けるストリックランド。

 右のダブルで追うキャノニアだが、ストリックランドは左ジャブ。キャノニアは右カーフ。さらにもう1発。足を流して受けるストリックランド。右の前蹴りも。キャノニアは左右を強振するが、ストリックランドは遠い距離で迎撃。キャノニアも前蹴りを混ぜて詰めると、ストリックランドもワンツースリーと連打。下がりブロッキングのキャノニア。

 4R、左から右を先に打つストリックランド。キャノニアのワンツーの打ち終わりに右を狙うストリックランド。ようやく手数を増やすが、前に出てワンツー、右カーフはキャノニア。ストリックランドはワンツーの右まで繋ぐように。下がるキャノニアに、ワンツーの右はストリックランド。キャノニアはサウスポー構えから左インローをヒット。さらに左ミドルも。オーソに戻すと、左の蹴りはストリックランド。ワンツーとまとめるが、キャノニアは左右で押し戻し。組みも突き放すストリックランド。金網背にキャノニアの連打をさばくが手数が減る。

 5R、ジャブを突くストリックランドに右をかぶせるキャノニア。さらに右で飛び込むがさばいたストリックランドがワンツーを打ち込む。キャノニアの打ち終わりに右を当てられバランスを崩したキャノニア! ストリックランドはジャブで追うが、キャノニアもワンツーの右を伸ばして当てる!

 ワンツー、スリーフォーをポンポンと当てるストリックランドに右を返すキャノニア。ストリックランドは鼻血。キャノニアのワンツーにワンツーを返す。ジャブのダブルから右はストリックランド。キャノニアも左ジャブでアゴを上げさせると、ストリックランドも連打で返し。キャノニアは大きな左右を振り、ストリックランドも押し返し。さばいて左右も、キャノニアも大きな右。ストリックランドは残り10秒でワンツーから蹴りまで織り交ぜて前に。ブザー。

 判定は2-1(49-46×2, 46-49)で自ら攻める姿勢を見せたキャノニアが勝利。アデサニヤ戦からの再起を飾った。試合後、キャノニアは「3-2で勝った(3R分を取った)と思ったんだ。もっとダメージを与えられたと思った。またすぐにでもタイトルマッチがしたい。タイトルマッチやそれにつながる相手であれば誰でもいい」と語った。

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