佐藤天をハイキックKOのバトルがロシアのファクレトディノフに完敗
▼ウェルター級 5分3R
〇リナト・ファクレトディノフ(ロシア)20勝1敗(UFC2勝0敗)171lbs/77.56kg
[判定3-0] ※30-25×2, 30-27
×ブライアン・バトル(米国)8勝1敗(UFC3勝1敗)170lbs/77.11kg
また佐藤天、木下憂朔が参戦中のウェルター級では、8月に右ハイキックで佐藤を1R KOに下し、UFC3連勝をマークしたブライアン・バトル(米国)が出場。
28歳でプロMMA8勝1敗のバトルは、2021年5月の「TUF 28」ミドル級戦で、現在UFC4連勝中のアンドレ・ペトロスキをニンジャチョークで極めて、UFC入り。TUF2試合を含めると9連勝中のファイターだ。
対するリナト・ファクレトディノフ(ロシア)はMMA20勝1敗で6月のUFCデビュー戦でも判定勝ち。2月4日にUFC本戦デビューを控える木下のライバルになりうる両者の戦いだ。
1R、右を振るファクレトディノフは詰めてダブルレッグテイクダウン! クローズドに入れてギロチンを狙うバトルはヒップスローも、潰したファクレトディノフは後ろ手から対角の手首をリストコントロール。空いた手でパウンド。バトルは下から三角、オモプラッタ狙い。外すファクレトディノフはパウンドを当てる。
金網使い立つバトルを小外で引き出し、さらにボディロックテイクダウンはファクレトディノフ。右のヒジでバトルは左目尻から出血する。
2R、左目を腫らすバトルのジャブに、左右を振り早々にダブルレッグテイクダウンはバトル。フルガードも金網に頭が詰まるバトルはまたも下からキムラを狙うが、外すファクレトディノフ。腰を切りフルガードに戻すバトルを金網に押し込むファクレトディノフ。金網使い立つバトルはニンジャチョーク!
しかし外したファクレトディノフはボディロックテイクダウン。腰を抱くとフルガードのバトルは左腕を押し込み三角絞め狙いも察知するファクレトディノフが上のままブザー。
#UFCVegas66 Official Result: Rinat Fakhretdinov (30-25, 30-25, 30-27) defeats Bryan Battle by unanimous decision
— UFC News (@UFCNews) December 17, 2022
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3R、右前蹴り、左ミドルで距離を取るバトルに、ファクレトディノフは右オーバーハンドでダウンを奪うと、鉄槌。ボディ顔面と細かくパウンドを打ち分ける。背中を着かされたバトルだが、立ち際にバックを狙うファクレトディノフは右で小手巻き、払い腰狙いも、そこにボディロックテイクダウンはファクレトディノフ!
金網使い立つバトルのスイッチ狙いも潰してまたもボディロックテイクダウン。右手で腰を抱き、片足をまたぎ空いた左でパウンド。フルガードに戻したバトルは下から仕掛けつつ、金網使い立ち上がり。その際で両足を掴んだファクレトディノフが持ち上げテイクダウンを決めてブザー。
判定は3-0(30-25×2, 30-27)の大差でファクレトディノフが勝利し2連勝。バトルの連勝は「3」でストップした。
Nothing but good sportsmanship after 3 hard rounds 👏 #UFCVegas66 pic.twitter.com/zf8V7eM3Ig
— UFC (@ufc) December 17, 2022