ぶっちゃけ素人みたいな子も多い。再生数とかよりも本気で上に行きたい、今パッと有名になりたいとかじゃなくて「格闘技で成り上がりたい」と思っているヤツらを選びたい
──「BreakngDownとは違う」と。どう違うのでしょうか? ルールは違うと。応募してくる人たちは「成り上がりたい」人たちだと。そういう思いはBreakngDownにもあるかと思います。違いが見る方としては難しいのですが、補足を。
「え、違うことないっすよ。パクリっすよ(笑)。いやいやBreakngDownはBreakngDownで素晴らしいんですよ。実際キャバクラ行ったりしても、お姉ちゃんらがBreakngDownの話をいっぱいして他のチャンピオンベルトしてる選手よりも、最近出てきた選手の名前をみんな言うので、それでキャバクラの姉ちゃんみたいな格闘技に興味ないライト層が格闘技に興味持ってくれて、RIZINとか何の格闘技でもいいですけど見てくれて『こんな選手がいんのや』って盛り上がってくれたらめちゃくちゃいい話なので、俺はBreakngDownもいいと思っているんですけど。
さっき言ったようにやっぱじゃあ、ホンマに頑張ってる奴ら、必死に、まあBreakngDownに出てる子らは今は頑張ってると思いますけど、ぶっちゃけ素人みたいな子も多いわけじゃないですか。そのなかで何年も必死に格闘技やって、自分が11年かかったんで、そういうなかで、いろんな団体のベルト巻いてても全然名前が売れていない、食っていけない選手が多いと思うので、そういう選手を中心に、選んで行けたらなと思っているというだけで、まあそこが違いというか。違うかなと思っています。
だから本気で、再生数とかよりも本気で上に行きたい、今パッと有名になりたいとかじゃなくて格闘技で“成り上がりたい”と思っているヤツらを選びたいと思っています。だから他の団体でチャンピオンとか、実際応募を見たら、いろんな団体でチャンピオンになった子や空手でチャンピオンになった子とか、プロキックボクサーとかから結構応募が来ているので、そういう子たちを中心に選んでいきたい。
あと、賞金を出したい。皆さん『100万』って言ったら少ないと思うかもしれないですけど、実際キックボクサー、自分がデビュー戦のとき(ファイトマネーは)1万2千円とかだったんですよね。ほかの、今のファイターは分からないですけど、メジャー舞台に上がっている選手でも無名選手だったら10万とか? 下手したら一桁、何万円の世界だと思う。それでメシ食っていくのは無理だと思う。やっぱりメシ食っていくのが一番じゃないですか。練習も集中できないと思うから。
3桁の賞金出して、勝った人は練習もはかどるだろうし、いろんなところで、栄養もつくと思うので、ちょっとでも練習というか、成り上がることに対して力になれればいいと思って、賞金も出させていただきたい。
自分たちははっきり言ってプロの団体ではないじゃないですか。なのに賞金出るのはなかなかないと思います。そういうのでもちょっとでも力になれたらと思ってるので、全国のこれを見てくださっているお金持ちの皆さん、スポンサーにどんどんなってください」
──賞金の勝ち取り方は?
「まず勝ったら。目立ったら? それもいいですね。一番再生数多かった人には俺から個人的に出しましょうか。ねえ? まあまあ、そんなんも面白いと思いますけど、今までの格闘技にない面白さをどんどん入れて行けたらと思っているので、みなさんも教えてください」
──スマニュー内での盛り上がりは?
野辺 格闘技は確実に盛り上がっている実感。ニュースのなかでも、格闘技が当然記事になるケースも増え、閲覧ユーザーも増えてる。総合的な情報チャンネルを作りたいと格闘技チャンネルを今回作り、実際活躍している選手を直接サポートして、ファンを集めていく取り組みをしたいと思っています。
──格闘家で皇治選手は何番人気でしょうか?
「めちゃくちゃ嫌なこと聞くじゃん」
野辺 スマートニュースにはそういう指標がないので、ファンにはそれぞれナンバーワンがいる。その方にとってその情報がばんばん表示される。我々は順位つけないので。
「ええこと言う。オンリーワンですよ」