MMA
レポート

【GLEAT】田村潔司率いるGLEAT MMA旗揚げ戦。近藤有己がローキックで井土徹也の挑戦を退ける、和田拓也が田中稔をヒジ連打葬、GLEAT勢が粘るもキックルールで2連敗

2022/12/14 19:12

▼第2試合 キックボクシングルール 75kg契約 3分3R
×渡辺壮馬(GLEAT)
[判定0-3]※25-30×2、24-30
○有村脩也(U-FILE CAMP)


 渡辺壮馬は、W-1出身のプロレスラー。マスクマンペガソ・イルミナルとしても活躍し、「GLEAT」設立時に渡辺壮馬として所属を発表した。


 対する有村脩也は“Uの修行僧”。MMA11勝11敗2分けでZST、Fighting NEXUS等で活躍。2019年7月の笹川JP戦の判定負け以来の復帰戦をキックルールで戦う。


 1R、右ローを蹴っていく渡辺に有村は右ストレート。一発もらうと渡辺は一気にラッシュをかけるが、有村が狙いすました右のカウンターをドンピシャのタイミングで決めてダウンを奪う。思い切り右を打つ渡辺だが有村はよく見てかわす。右を大きく振る渡辺だがジャブ、右ストレートを当てるのは有村だ。ノーガードの渡辺に面白いように有村のパンチが当たり、コーナーに詰まる渡辺。それでも諦めず右を大きく振る。


 2R、右ローを蹴っていく有村に渡辺はジャブ、右ストレートをヒットさせる。左ボディ、左アッパーは有村。さらに右ボディストレートも。多数のパンチをもらいながらもタフな渡辺は何とか右を当てようと繰り出すが、なかなか有村を捉えることが出来ず。かなり息もあがっている様子。


 3R、渡辺のガードの隙間にジャブをねじ込んでいく有村に渡辺は右ローを蹴っていく。さらに右のパンチを全力で振って羅種を懸けるが、有村の右ストレート、右ボディをまともにもらう。右ボディでダウン寸前の渡辺だがそれでも前へ出る。もはや立ってるのがやっとの渡辺は有村のパンチを浴び続け、ついにスタンディングダウン。ワンツー、右フックで一太刀浴びせようと粘る渡辺だが、右ボディをもらって身体を丸める。試合終了のゴングと同時に、渡辺は自軍のコーナーに倒れ込んだ。セコンドに就いた田村潔司は“よく頑張った”とばかりに何度も背中を叩いた。


 判定は大差をつけて有村の勝利となった。

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