▼第8試合 DEEPフライ級GP2回戦 5分3R
〇本田良介(CAVE)57.15kg
[判定5-0] ※29-28×5
×松場貴志(パラエストラ加古川)57.10kg
一回戦で、本田は越智晴雄との元同門対決を組みで上回り判定4-1で勝利。対する松葉は駒杵嵩大が計量で体調不良となり欠場。唯一「不戦勝」として2回戦に進出した。
本田良介(CAVE)57.15kg
「ずっと映像越しで見ていて、ほんとうに面白くないと思っていて、生で見てもやっぱり面白くないので、ちょっとヤバいなと(苦笑)。睡眠は全然良好で良く寝れるタイプなので、しっかり寝てきました。逆に寝付けるか心配です。寝付けなくても問題ないので明日はしっかりやっつけます。以上です」
松場貴志(パラエストラ加古川)57.10kg
「本田選手、今日ちょっと気になったのですが、目の下のクマが凄いですね。あー、分かった。夕べも眠れずに泣いていたんだろ?(本田から「泣いてたら目が腫れます」)彼からの電話、待ち続けて、テーブルの向こうで君は笑っていましたか。笑っていませんよね? じゃあ僕がぐっすり眠れるように子守歌をプレゼントします。それでは聞いてください(以下、略)」
1R、ともにサウスポー構えから。本田の左右から左の詰めに、松葉も押し戻すと左を当てて金網に詰めてシングルレッグの本田。しかし、スクランブルから立つ松葉。その足首を取り尻を着かせる本田。立ち上がる松葉をボディロックで投げて崩してバックへ。
起き上がる松葉にスタンドバックでヒザを突く本田。金網から引き剥がして崩すがすぐに立つ松葉。クラッチし続ける松葉はサイドに崩すなど力を使うが、松葉は金網を掴んでバランスを保つ。
すぐに立ち上がる松葉は、スイッチでバック狙い。そこにギロチンを狙う本田を潰してサイドを奪う松葉。すぐに立つ本田のスタンドバックにつく松葉は右の連打も、津突き放す本田。ゴング。松葉に金網掴みの「警告」。
2R、互いの左の交錯で効いたのは本田か。松葉は前に出てダブルレッグの本田を潰してマウントに。ハーフに戻す本田は抱きつき。細かいパウンド。鉄槌には上体を立てる本田は、亀からスクランブルも、バックテイクを落とされて下に。
ここもシングルレッグから立ち上がる本田は金網に押し込み。いったん突き放して右を振り、ボディロック。マウント後の苦しい時間帯にも崩してバックマウント。中腰で落とそうとする松葉は前転も、ついていく本田がリアネイキドチョーク狙いも防ぐ松葉にバックキープのままゴング。
3R、左を突く本田。松葉も右を府kるがかわす本田は右。松葉も右を返す。右インローの松葉。右を当てる松葉に、本田も右をヒット。ワンツースリーの本田。両選手にバッティングの「注意」。
再開。左を当てる本田。右から左を松葉も返す。左カーフの松葉に右フックで後退させ、組んでもろ差しの本田、外がけ、脇を潜り、スタンドバックを奪う本田。右足をかける本田は崩し、立つ松葉は正対際にスイッチ狙うが、そこを潰す本田がボディロックで上に。
上体を金網に立てる松葉。残り1分。両足を束ねる本田の頭にニンジャチョークを狙う松葉だが、足を束ねられ腕のみの絞めに、すぐに頭を抜いた本田。松葉は足を抜いて立ち上がり互いに左右を振ってゴング。
判定は5-0(29-28×5)で恐るべきスタミナを見せた本田が熱戦を制した。
試合後、本田は「もうちょっと極めれるかなと思いましたが、申し訳ないです。しっかりこのトーナメントで優勝して名前を挙げたいと思います。福岡から来てくださった人たちの前でちょっと空回りしてしまいましたが、これからも応援よろしくお願いします」と語った。