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レポート

【ONE】ブルックスがパシオを破り、涙のストロー級新王者に「DJと戦いたい」、 計量ミスで幻のGP決勝はスーパーレックがパンパヤックに判定勝ち、アリアックバリにTKO負けのベラが引退を表明、サンジャオが5連続1Rフィニッシュ勝利!

2022/12/03 20:12

▼バンタム級(※65.8kg)5分3R
〇ジェレミー・パカティウ(フィリピン)145.00ポンド, 1.0070
[2R 1分17秒 三角絞め]

×ティアル・サン(ミャンマー)144.50ポンド, 1.0160

 パカティウは、MMA11勝5敗。Brave CFからONE入りし、初戦でチェン・ルイに判定勝ち。2022年2月の前戦では、トップコンテンダーのファブリシオ・アンドラージに1R KO負けしている。

 サンはミャンマー出身、米国籍。レスリングをベースにアウンラ・ンサンに弟子入り。MMA3勝1敗でONE3連勝からソン・ミンジョンに判定負け。2月の前戦ではスノトとの試合がローブローによりノーコンテストになっている。キルクリフFCではUFCの木下憂朔とルームメイトでもある。

 1R、ともにオーソドックス構え。右カーフの打ち合いからワンツーの右で押し込むのはパカティウ。しかし、サンも四つから小外がけでテイクダウン。下のパカティウは腰を切り、腕十字へ。潰して腕を抜くサンに、そこで立つパカティウ。

 左右フックを連打するパカティウに金網背にガードを固めてガードのサンは離れてワンツー、左ミドルを当てる。飛び込んで行くサンに右のテンカオを合わせるパカティウ! しかし、詰めてきたパカティウにサンは右をヒット! パカティウは後退する。詰めるサンだが、持ち直したパカティウは左アッパー、ヒザ。しかしサンも右で前に。

 2R、右でサンを後退させるパカティウ。さらに右ミドルを当てる。続く右ミドルを掴んだサンがテイクダウン。亀のサンにバックに回ろうとするが、その際でシングルレッグで上になったのはサン。しかし、下のパカティウはそのパウンドを三角絞めに極めてタップを奪った。一本勝ちした地元のパカティウは、5万ドルボーナスを獲得。

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