▼ムエタイ・フライ級ワールドGP決勝戦→キャッチウェイト138ポンド(62.6kg)3分3R
×スーパーレック・キアトモー9(タイ)135.25ポンド, 1.0237
[判定1-2]
〇パンパヤック・ジットムアンノン(タイ)138.00ポンド, 1.0241
※スーパーレックとパンパヤックの両者が体重オーバーとなり、キャッチウェイトで試合は行われるものの、GPは「優勝者無し」に。
ONEムエタイ・フライ級GPで、スーパーレックは準々決勝で日本の内藤大樹、準決勝でブラジルのボルダー・ゴンサルベスに勝利し決勝進出。パンパヤックは当初準決勝に出場予定だったロッタン・ジットムアンノンが事前の尿サンプルを提出できなかったため、代打出場。キプロスのサバス・マイケルを破り決勝進出を決めた。過去に7度対戦している両者の戦績は、パンパヤックが4勝2敗1分と勝ち越し。今回は、3分3Rの金網でのオープンフィンガーグローブでGP決勝を争う予定だったが、両者計量失敗でワンマッチに変更された(※フライ級GP優勝者は無しに)。
1R、サウスポー構えのパンパヤックが左ミドルで圧力をかける。スーパーレックもワンツーで飛び込み、首相撲、右ミドル。パンパヤックは長い間合いで左ハイ。ブロッキングのスーパーレックは右ミドルも、チェックするパンパヤックから左ヒジを叩き込む。
Superlek enters THE MATRIX! 😎#ONE164
— ONE Championship (@ONEChampionship) December 3, 2022
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2R、先に右の蹴りはスーパーレック。しかし、続く右ミドルはしっかりチェックするパンパヤック。右前蹴りを腹に突き、スーパーレックの右の蹴りに左ストレートを合わせる!
左ミドルをヒジに当てるパンパヤック。スーパーレックは右ローを返す。右ミドルを当てるスーパーレックに左で飛び込むパンパヤックは蹴りまで繋ぐ。スーパーレックの右ミドルをチェックし、蹴り返し。
3R、前に出るスーパーレックは首相撲。さらにパンパヤックの蹴りをかわして右縦ヒジを打ち込む。左ミドルから左ストレートで金網に詰めるパンパヤック。
スーパーレックの右ミドルをチェックすると、金網に詰めて左ミドル。ここはスーパーレックがチェック。
スーパーレックの蹴りに左ストレートを合わせるパンパヤック。スーパーレックも左右から右ミドルとラッシュをかけるが、クリンチするパンパヤックは首相撲に。スーパーレックのラウンドか。ゴングに両者が手を挙げる。
判定は2-1に割れ、後半を制したスーパーレックが勝利。「勝利は想定した通り。相手が前に出て来るところに蹴ろうと思っていた」と語った。