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【UFC】平良達郎が2連勝! グラッソが元PANCRASE女王ヴィヴィアニを下す、DEEP王者ヘンリーはアスンソンに判定負け、バンタム級転向のスワンソンがマルチネスにTKO負け

2022/10/16 07:10

▼バンタム級 5分3R
〇ハファエル・アスンソン(ブラジル)28勝9敗(UFC12勝6敗)136lbs/61.69kg
[判定3-0] ※30-27×3

×ビクター・ヘンリー(米国)22勝6敗(UFC1勝1敗)136lbs/61.69kg

 アスンソンは2017年1月のアルジャメイン・スターリング戦のスプリツト判定勝ち以降、マルロン・モラエス、マシュー・ロペス、ロブ・フォントを相手に4連勝も、2019年2月のモラエスとの再戦以降、コリー・サンドヘーゲン、コディ・ガーブラント、リッキー・シモンを相手に4連敗中。

 DEEPバンタム級王者のヘンリーはジョシュ・バーネットの愛弟子。オクタゴン初戦は、2021年12月大会に出場予定だったが、前日計量をパスしたものの、試合当日に新型コロナウイルス検査で陽性となり、試合はキャンセルされていた。2022年1月に延期された、16勝2敗の強豪ハオニ・バルセロスとの対戦では、ヘンリーが判定勝ちでオクタゴンデビューを勝利で飾っている。

 ヘンリーのコーナーマンにはジョシュ・バーネットがつき、頬を叩いてハグをかわしてからケージイン。対するアスンソンはスキップして花道を進む。

 1R、ともにオーソドックス構えから。先に右ローはヘンリー。圧力をかけて右を見せる。アスンソンは左ローも空振り。

 右前蹴りも見せるヘンリーは右ミドルをヒット。その蹴り足を掴むアスンソンだが、ヘンリーは足を抜く。右から左のアスンソンは右カーフ。ヘンリーもすぐに右カーフを返す。

 右ミドルを当てるヘンリー。ワンツーの右にアスンソンも右を狙う。シングルレッグで組むアスンソンだが、足を抜くヘンリーに放し際で右を狙うアスンソン。かわすヘンリーになおも組むが突き放すヘンリーは右でプレッシャーをかける。

 そこに左で差して押し込むアスンソンだが、突き放すヘンリー。右の前蹴りを腹に突き、左ハイもガード上に。右ミドルも当てると、その足を掴んで押し込むアスンソンだが、足を抜くヘンリーが圧力をかける。ボディストレートを突くヘンリーは右のかけ蹴りも。そこに右を返すアスンソンに、ヘンリーは右を狙う。

 2R、ジャブを見せて右ローを突くヘンリーが前に。金網に詰めて右後ろ蹴りも。そこに後ろ蹴りを返すアスンソン。右ローを当てるヘンリー。さらに左インローも。詰めるヘンリーに右オーバーハンドを返すアスンソン。

 右の後ろ廻し蹴りでスリップしたヘンリーに、上を取るアスンソン。ヘンリーは下から腕十字狙いもかついでパスしたアスンソン。ヘンリーは背中を見せて立ち上がり、アスンソンを振り切りダメージなく正対。

 左ジャブを突くヘンリーはワンツー、しかし右の蹴りを掴んだアスンソンは蹴り足を持ったまま右を連打! 片足立ちで下がるヘンリーにダブルレッグテイクダウン! 下からのヘンリーの腕十字狙い、ざらに足を手繰るのを潰してパウンド。ヘンリーが出血。

 3R。先に圧力をかけるヘンリーに右を当てるアスンソンは左フックも。右オーバーハンドに頭を傾けるヘンリー。右前蹴りを当てて前に。そこに両脇を差して組むアスンソンだが、腕を戻すヘンリーにシングルレッグテイクダウンはアスンソン。

 ここは立ち上がるヘンリーに、右ストレートを当てるアスンソン。ヘンリーは右の蹴りを狙われて掴まれる。足を抜いて前に出るヘンリー。アスンソンは右オーバーハンド! ヘンリーも金網に詰めて右を入れると、組んできたアスンソンを切る。シングルレッグはアスンソン。しつこく足を掴んだまま金網に押し込む。離れ際に右を振るアスンソン。ヘンリーも詰めて右を振るがブザー。

 判定は3-0(30-27×3)でアスンソンが勝利。正座したヘンリーに、アスンソンも正座して握手をかわした。試合後、アスンソンは「エモーショナルになっている。周囲に感謝したい。いろいろやってうまくいかないから元の形に戻して戦ったんだ」と語った。

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