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【UFC】平良達郎が2連勝! グラッソが元PANCRASE女王ヴィヴィアニを下す、DEEP王者ヘンリーはアスンソンに判定負け、バンタム級転向のスワンソンがマルチネスにTKO負け

2022/10/16 07:10

【コ・メインイベント】

▼バンタム級 5分3R
〇ジョナサン・マルチネス(米国)17勝4敗(UFC8勝3敗)135.5lbs/61.46kg
[2R 4分19秒 TKO] ※左インロー→パウンド
×カブ・スワンソン(米国)28勝13敗(UFC13勝9敗)135lbs/61.24kg

 長年フェザー級で戦ってきたスワンソンが38歳にしてバンタム級転向。2021年12月の前戦では、ダレン・エルキンスに1RKO勝ち。

 オッズではフェイバリットのマルチネスは28歳。現在3連勝中で、前戦ではヴィンス・モラレスを得意の蹴りで完封し判定勝ちを収めている。

 1R、サウスポー構えのマルチネスに、オーソドックス構えのスワンソン。左ミドルのダブルを当てるも2発目でバランスを崩したマルチネスがすぐに立ち上がり左で差して組んで離れる。

 ワンツースリーで飛び込むスワンソンをバックステップでかわすマルチネスは、左の前蹴りを腹に突き前へ。そこにカウンターのダブルレッグテイクダウンはスワンソンもテッポウで返して上になりがぶるマルチネス。

 首を抜き、右前蹴りで押し戻すスワンソン。左インローを当てるマルチネスは、スワンソンの2度の飛び込みを受け止め、左ストレートで迎撃。スワンソンも右ストレートを振ると、マルチネスは左ミドルを当てて押し戻す。

 右ボディストレートを当てるスワンソンだが、マルチネスの左ミドル、ヒザ蹴りに後退。さらにマルチネスは左ストレート! 後方に倒れたスワンソンは何とか立ち上がるが、金網際で片ヒザ立ちになりマルチネスのパンチ連打を被弾。レフェリーストップギリギリでブザーに救われるが、胸を押さえる。

 2R、左ハイキックのマルチネス。右の後ろ廻し蹴りを見せるスワンソンだが、マルチネスのヒザ蹴りに後退。金網に詰まり左右も受けるとがくりとヒザを落とす。そこにスタンドの肩固めも狙うマルチネスは、引き込み気味のスワンソンにパウンド、さらにニアマウントを奪うと、スワンソンは金網使い立ち上がり。

 声を出して右を突くスワンソンは押し返し。さらに右の蹴りも繰り出すが、落ち着いてさばくマルチネスは、左インロー! 両ヒザを着いて崩れるスワンソンの立ち上がりに、2度目の左インロー! ここも崩れるスワンソンは立ち上がり、右を見せるが、3度目の左インローにダウン! マルチネスの3発のパウンドにレフェリーが間に入った。試合後、4連勝をマークしたマルチネスはドミニク・クルーズとの対戦を希望した。

 勝者マルティネスは、「今、私は本当に感情的になっている。このために一生懸命トレーニングして、それが報われつつある。彼は息をしていて、私はここに来てやるべきことがあった。ドミニク・クルーズがここにいることは知っている。チャンスを与えてほしいね」とアピール。

 コメンテーターとして参加していたドミニクは、「名誉なことだ。彼は良い状態に見えたし、カブのような相手とこうして闘うなんて、彼のパフォーマンスにはリスペクト以外に何もない。これからも頑張ってくれ、ブラザー」と答えている。

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