MMA
レポート

【GLADIATOR】南出剛が2年2カ月ぶり復帰戦勝利、NavEが有川に判定勝ち、ライト級次期挑戦者はグスタヴォ、中川が島村に競り勝ち、王者・原口央への挑戦アピール

2022/09/28 22:09
【GLADIATOR】南出剛が2年2カ月ぶり復帰戦勝利、NavEが有川に判定勝ち、ライト級次期挑戦者はグスタヴォ、中川が島村に競り勝ち、王者・原口央への挑戦アピール

(C)GLADIATOR

 2022年9月25 日(日)大阪176boxにて、「BODYMAKERpresents GLADIATOR 019 in OSAKA」が開催された。

▼第14試合 バンタム級 5分2R
〇南出 剛(創道塾)
[判定3-0]
×ライダーHIRO(宇留野道場)

 2016年に櫻井雄一郎代表率いる新生「GLADIATOR」第1回和歌山大会に出場している南出は、極真空手出身でMMA10勝6敗1分。2016年8月に井上直樹に判定0-2で敗れるも、同年11月のグアムPXCではジョシュア・アルバレスを左中段蹴りを効かせて1R TKOに下すなど3連勝。

 しかし、2018年11月に安藤達也に一本負けすると、2019年6月にダイキ ライトイヤーに判定0-2負け。2020年7月には服部賢大に1R KO負けと3連敗を喫し、試合から離れていた。

 対するHIROは、グラップラー。2020年1月にZSTで竿本樹生に極めさせずも判定負け後、2022年8月にFighting NEXUSで寝技師・大石真丈をセンタク挟みで極めている。

 1R、サウスポー構えの南出が開始早々、強い左インローをヒット。オーソドックス構えのHIROは左回りで左ジャブを見せる。さらに左インローに、HIROはシングルレッグ。スプロールして切る南出は圧力をかける。

 南出の左ローにシングルレッグでテイクダウンはHIRO。尻もちを着く南出の腰を持って引きつけバックを狙ったところで、南出は突き反して立つ。

 回るHIROに追う南出。HIROはみたびシングルレッグ。右アッパーを合わせる南出は、右足にしがみつくHIROに鉄槌の連打。放して立ち上がるHIRO。

 左回りのHIROを追う南出は左インロー。その打ち終わりにパンチを被弾しながらもシングルレッグのHIROはスタンドバックに。右足をかけるもゴング。

 2R、南出が中央を取り、左回りのHIROを詰めて右ロー、左インロー左ハイ。HIROは遠間からシングルレッグもそこに鉄槌は南出。ケージを片ヒザ立ちで頭を下げて足を手繰るHIROにヒジも突く。

 腰を上げて引き出そうとするHIRO。南出はHIROの右足を掴みながら右手でパウンド。足を放さないHIROはハイクロッチから持ち上げようとするが、潰した南出がパンチを連打。HIROは再びヒザをマットに着く形で足を掴んだままゴング。

 判定は3-0で南出が勝利。ケージのなかで子供を抱え上げ「5年ぶりぐらいに、やっと勝てました。いろいろ考えてきたんですけど、嬉しいです。今日は苦手な相手に判定で勝つことができたので、また上を目指して頑張ります。応援をよろしくお願いします」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア