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レポート

【Krush】大久保琉唯が期待に応えるトーナメント優勝、傷だらけで初代王座に就く。弘輝は伊藤健人に判定勝ち

2022/09/24 18:09

▼第8試合【株式会社 濱畑 Presents】Krushフェザー級 3分3R延長1R
×覇家斗(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
KO 2R 2分29秒 ※3ノックダウン
〇國枝悠太(Never mind)


 覇家斗はヒジ打ち・首相撲ありのキックボクシング・ムエタイでキャリアを積み、UKF日本ライト級王座、2013年WPMF日本ライト級新人王、BOMライト級トーナメント優勝などの実績を残す。2016年10月にKrush初参戦を果たすと島野浩太朗から勝利を収めた、2018年11月のK-1では江川優生と対戦。判定で敗れるもスリリングな打ち合いで会場を沸かせた。今回は2019年3月の小澤海斗戦以来の試合となる。戦績は18勝(8KO)9敗。K-1 JAPAN GROUPでは3勝5敗。


 國枝はMA日本キックボクシング連盟を主戦場にし、2021年1月からKrushに参戦。初戦は龍斗に判定で敗れたが、3月の2戦目では林京平を1Rで豪快KO。6月には鷹大も初回KOで仕留め、9月にK-1初参戦を果たしたが小澤海斗に判定で敗れた。2022年は1月に桝本翔也にKO勝ち、4月は岡嶋形徒に判定負け。戦績は11勝(6KO)7敗3分。


 1R、覇家斗は右の蹴りを当てていき距離を保つ。國枝もカーフを蹴るが蹴り合いでは不利と見たか、連打で距離を詰めて打ち合いに持ち込む。連打で激しい打ち合いを挑む國枝に覇家斗も打ち合う。回転力に優る國枝が一瞬覇家斗をグラつかせる。


 2R、蹴りで距離をとって戦おうとする覇家斗に國枝はまたしても連打で距離を詰めていく。覇家斗の右カーフが鋭く決まるが、國枝も右カーフを蹴って狙いすました左フックでダウンを奪った。



 國枝は圧力をかけて前へ出ると、右ストレートからの左フックでダウンを追加。最後は相手をよく見て下から伸ばすような左でダウンを奪い、見事なKOかちを収めた。



 國枝はマイクを持つと「見てくれましたか?僕、またKrushで倒しちゃいました。僕、K-1 JAPAN GROUPに来てから1回も大阪で試合できてないんですよ。12月大阪で試合お願いします」と、地元・大阪での試合をアピールした。

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