▼セミファイナル(第9試合)Krushライト級 3分3R延長1R
×伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ)
判定0-3 ※29-30×2、28-30
〇弘輝(WORLD TREE GYM)
伊藤は10勝(3KO)11敗4分と25戦のキャリアを持ち、小澤海斗、芦澤竜誠、大岩龍矢、朝久裕貴らと拳を交えてきた。2020年12月の三輪裕樹戦、2021年5月の中島千博戦、10月の山本直樹戦と3連敗を喫したが、2022年6月の南雲大輝戦でKO勝ちして連敗を脱出。
弘輝は2020年6月にKrush初参戦を果たしたサウスポーで、初陣ではSEIYAを3Rでマットに沈めた。しかし、9月の朝久泰央では1Rに飛びヒザ蹴りでダウンを奪うも、2Rにハイキックで壮絶な逆転KO負け。3月のK-1では龍華にKO負けと、勝っても負けてのKOのファイター。2021年の「第6代Krushライト級王座決定トーナメント」では1回戦で東本央貴に勝利も準決勝で里見柚己に敗れ、その後も大沢文也、鈴木翔也に敗れて3連敗を喫したが、2022年6月の明戸仁志戦でKO勝ちして連敗を脱出した。戦績は8勝(6KO)6敗1分。
1R、ローとミドルの蹴り合いからスタート。伊藤は左右ローで弘輝の前足を狙い撃ちにし、右ストレートを繰り出していくが、弘輝はその右ストレートに必ず強打を返してくる。
2R、伊藤は蹴りながらの右ストレート狙い、左ボディからの右フック。弘輝はカーフを蹴りながら、伊藤がパンチを繰り出してくると左ストレートを返し、この左ストレートが強くヒットする。手数で伊藤、威力で弘輝という展開。
3R、伊藤は前へ出てミドルを蹴っての右ストレート。弘輝はそれに左ストレートを返していく。手数を繰り出す伊藤だが目立ったヒットはなく、逆に弘輝は手数は少ないが強い攻撃でインパクトを残す。最後に弘輝が左ストレートをヒットさせて試合終了。