▼8試合 DEEP ウェルター級 5分2R
〇米田奈央(フリー)77.40kg
[判定3-0] ※19-18×2, 19-19マスト米田
×レバナ・エゼキエル(K-Clann)76.50kg
米田は、元DEEPウェルター王者の住村竜市朗との2戦でいずれも判定負け。6月の1戦目は偶発的なアクシデントにより試合続行不可能となり途中判定で敗れ、2021年10月の前戦では、サウスポー構えからジャブ&ローを当てるもテイクダウンを受けてスプリット判定で敗れている。
対する20歳のエゼキエルはコンゴ出身でMMA2勝3敗。初代GRANDウェルター級王者ロクク・ダリの親戚で、2021年ラウェイでのアンビータブルルールで笠島竜二に判定勝利も、MMAでは畠山祐輔、鈴木琢仁に判定負け。嶋田伊吹にリアネイキドチョークで一本負けと厳しい敗戦が続いたが、2022年3月に佐藤洋一郎を長い左ジャブから右ストレートで出血させ、金網に釘付けにして、1R 1分19秒 TKO勝ちを収めている。
打倒極の強い佐藤に右の強打で一気に試合を決めたエゼキエルに対し、MMA6勝6敗1分けの米田はキャリアの差を見せつけて、戦績を勝ち越しとするか。
1R、開始30秒でテイクダウンを奪った米田。レバナの足をさばいてサイドに。背中を見せて立ち上がるレバナだが、ついていく米田は再びボディロックから崩してテイクダウン。
キムラロックを極めようとするが、その際で立とうとするレバナ。しかし、押さえ込みに移行し、みたび背中を着かせる米田はアメリカーナを狙うがゴング。
2R、サウスポー構えの米田は圧力。レバナは右のスーパーマンパンチを狙うがかわす米田。右を当てるレバナに、ダブルレッグは米田。金網までドライブして尻を着かせるがブレーク。前に詰めて右を当てるレバナ。しかし米田は詰めてダブルレッグ。
いったん背中を着きかけたレバナはケージを蹴って立ち上がり。米田の立ち際に左の前蹴りを効かせて左右を振るが、米田が組んで倒したところでゴング。判定は3-0(19-18×2, 19-19マスト米田)で米田が勝利した。