2019年12月以来、約3年ぶりの来日を果たしたスタウロス(C)K-1
2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~』にて、「K-1 WORLD GP第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」に出場するスタウロス・エグザコスティディス (ギリシャ/Nasos/Mejiro Gym)が来日、公開練習を行った。
2019年12月の大岩龍矢戦以来のK-1参戦を果たすスタウロス。日本から離れていた間も「アグレッシブなファイトに磨きをかけていた」と語る。時を経て大きなチャンスを目前に控えたスタウロスは「今ここに来ることが出来て本当にうれしい。戦いが待ちきれない」と笑顔を見せ、公開練習では爆発寸前の思いを強打とともにミットへ次々に叩き込んだ。
約3年振りとなるK-1参戦は、スタウロス自身が対戦経験がある武尊が返上したスーパー・フェザー級王座決定トーナメントとなった。「今回8人の選手に選ばれたのは光栄なこと。そして大変なことだと思う」と、喜びと共に気持ちを引き締めるスタウロス。「武尊とも戦いたかったが、それは叶わない」と悔やむ気持ちはありつつも「コンディションは非常にいい状態。ベルトを第一に考えて戦っていきたい」と気持ちを切り替え、ベルトの思いを新たにする。
1回戦で対戦するのは横山朋哉。Krush王者・中島千博と1勝1敗の戦績を残すK-1スーパー・フェザー級新世代の代表格が相手だが、スタウロスは「とても強い選手」と前置きした上で「目標は決勝で勝つこと。そこだけを見ていきたい」と、横山の存在を意に介さない。さらには準決勝、決勝で戦う相手の希望も「特にない」と、事前インタビューで名前を挙げた大岩龍矢にも触れることはなかった。
一方、3年振りの再会となる日本のファンへは「私を信じてくれたファンにまずは感謝を伝えたい。私の勝利を心待ちにして欲しい」と思いを語るスタウロス。目指すはトーナメント制覇の先にあるK-1第5代スーパー・フェザー級王座。「3試合ともKOで勝つよ」と“ギリシャの鉄拳”の名に恥じない圧倒的な勝利をファンに届けると誓った。