キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】無敗の高校生ホープ・乙津陸が試合終了直前の劇的KO勝ちでメインを締める「そろそろベルトが欲しい」

2022/08/06 20:08

▼第1試合 KNOCK OUT-BLACK フェザー級 3分3R
〇福田拓海(クロスポイント大泉)
KO 2R 2分37秒 ※3ノックダウン
×山本響己(K&K BOXING CLUB)


 福田はKNOCK OUTアマチュア・アダルト60kトーナメント優勝(2022年5月)、第40回K-1アマチュアBクラス60kgトーナメント優勝(2021年11月)の23歳でこれがプロデビュー戦。山本は2016希望郷いわて国体ボクシング少年男子ライトフライ級3位の実績を持つサウスポーで同じくデビュー戦となる。


 1R、山本はサウスポー。長身の福田8176cm、山本は170cm)は山本が前へ出てくるところにタイミングよく右ストレートを合わせてダウンを奪う。その後は右ミドル、右フックでペースを握る。山本も勢いよく左ストレートを放つが、揉み合いの中で倒れて2度目のダウン。右ミドル、右フックとヒットを奪う福田に山本も左フックを返した。


 2R、山本はロングリーチの福田に対して長い距離の攻撃で対抗。スーパーマンパンチも放つ。山本がクリンチで組み付くと福田はヒザ蹴りを見舞いまたもダウンを追加。福田の追撃を嫌がって組み付いた山本へ福田がヒザ蹴りでダウンを奪う。さらに右ストレートで吹っ飛ばし、レフェリーがストップすると同時にセコンドもタオルを投げた。


 福田はマイクを持つと「どうも始めまして。まずはこんな僕を呼んでくださってありがとうございます。試合が決まってからいつも突きっきりで練習してくれた会長、クロスポイントの皆さん、応援に来てくれた皆さんありがとうございます。もっと強くなってまたリングに上がります」と挨拶した。

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